マンスリーアーカイブ 12月, 2022

フィリピン・パシグ市の新条例、オンライン・ギャンブル企業に退去求める

フィリピンの首都圏にあるパシグ市は、オンライン・ギャンブル企業に対して営業許可証を発行しないことを決定した。違法行為が横行するオンカジ業界を浄化する動きの一環だ。Casino.orgが伝えた。 パシグ市によると、「道徳的福祉」を向上させたいという国の意向に沿った決定という。同市は12月に市内のあらゆる形態のオンライン・ギャンブルを禁止する布告を承認したばかりだった。許可証を持つ既存企業はパシグ市から退去する必要がある。 パシグ市の条例55条は、今後のオンラインギャンブルに対する市の取り組みを規定するもので、POGO、オンラインカジノ、e-sabong(闘鶏への賭け)、e-bingo、オンラインポーカー、その他オンラインゲームに関連するすべてのものを対象としている。 市議会は12月15日に新条例を承認し、即日発効となった。条例の対象となるオンライン活動に関与した事業者は、1年以内に撤退しなければならない。iGaming業界をサポートするサービスプロバイダーも条例の対象としている。 フィリピンのオンライン・ギャンブル業界、特にオフショア・ゲーミング・オペレーター(POGO)セグメントとe-sabongは奴隷労働や誘拐、人身売買などの不法行為が横行しているとして、政府は浄化を試みている。 パシグ市は、マニラ首都圏で4番目に裕福な都市。しかし、条例により財源の一部を失おうとしている。

ブラックジャックの必勝法

オンラインカジノの人気ゲームの一つ「ブラックジャック」ですが、気になる必勝法について解説していきます。 初心者でもすぐに使える必勝法や、ベーシックストラテジーについて、攻略法・投資法について、おすすめのオンラインカジノまで丁寧に紹介していきます。 ぜひ最後までご覧ください! 初心者でもすぐに使える5つの必勝法 1.自分の手札が「17」以上の時は、どのような状況でもスタンド 自分の手札の合計が「17」以上になった場合は、必ずスタンドしましょう。 理由としては、ブラックジャックは「22」以上になると、バーストといって、その時点で負けとなります。 17以上になってから、ヒットを選択すると68%~92%の確率でバーストしてしまいます。 「17」ならヒットしたい気持ちも分かりますが、勝率を上げるためにも「スタンド」を選択しましょう。 2.自分の手札が「11」以下の時は、どのような状況でもヒット 自分の手札が「11」以下の場合は、迷わずヒットです。 理由としては、どのカードを引いてもバーストしないためです。 「11」以下で悩む必要はありません。確実にヒットしましょう。 3.自分の手札が「12」~「16」の時は、ディーラーの見えている1枚のカード次第で決める ディーラーの見えているカードが2~6の場合は「スタンド」 ディーラーの見えているカードが7~10の場合は「ヒット」 大まかに分けるとこのような形です。 理由としては、ディーラーの見えているカードが2~6の場合は、ディーラーのバースト率は35~42%で、ディーラーの見えているカードが7~10の場合は、ディーラーのバースト率は21~26%です。 ディーラーがバーストしてくれる確率が高い時は「スタンド」してバースト待ち、ディーラーがバーストしてくれる確率が低い時は「ヒット」して勝ちにいくという戦略をとります。 4.ディーラーが伏せているカードは基本的に「10」と予測 基本的には、ディーラーの伏せているもう1枚のカードは「10」と予測しましょう。 理由としては、A~9のカードを引く確率は各7.7%に対して、10(10.J.Q.K)を引く確率は30.7%あるためです。 なので、基本的には見えないカードは「10」と推測するようにしましょう。 5.「A」「A」のように、Aが2枚配られたら、必ずスプリット Aは、1か11としてカウントしますが、2枚あっても、2か12としてしか扱えません。 この状況からヒットするよりも、スプリットした方がブラックジャックを狙えますし、バーストのリスクも抑えれるので、Aが2枚来た時には必ずスプリットしましょう。 「ベーシックストラテジー」を極めよ! ベーシックストラテジーとは、「プレイヤーの手札」と「ディーラーの見えている1枚のカード」の状況をみて、ヒット、ダブルダウン、スタンド、スプリットのどれが最適な選択かを一目で分かるようにしたものです。 オンラインカジノをやる際は、この表を見ながらやると、最適なアクションを選択できるので、ぜひ実践しましょう。トータル還元率は99%以上になります。 ・ハードハンド(自分の手札にAなし) ※縦軸が自分の手札の合計、横軸がディーラーの見えている手札です。 ・ソフトハンド(自分の手札にAあり) ※縦軸が自分の手札、横軸がディーラーの見えている手札です。 ・スプリット(自分の手札が同じ数字) ※縦軸が自分の手札、横軸がディーラーの見えている手札です。 ブラックジャックで使える攻略法・投資法 ベーシックストラテジーなどの必勝法をお伝えしてきましたが、攻略法・投資法を加えることによって、さらに勝率があがります。 今回は、今すぐに使える攻略法・投資法を2つ紹介します。 ・マーチンゲール法 負けたら賭け金を2倍にしていく手法です。 連敗しても、1度だけ勝利することができれば、全て取り戻すことができます。 例えば、1ドルスタートの場合は、2ドル、4ドル、8ドル、16ドル、32ドルといった形で、負けるごとに勝つまで賭け続けていきます。1度勝ったらまた1ドルに戻します。 ・3倍マーチンゲール法 負けたら賭け金を3倍にしていく手法です。 こちらも連敗しても、1度だけ勝利することができれば、全て取り戻すことができます。 3倍なので、投資金額が大きくなるがデメリットですが、その分、当たった時の利益も大きくなるのが特徴です。 例えば、1ドルスタートの場合は、3ドル、9ドル、27ドル、81ドル、243ドルといった形で、負けるごとに勝つまで3倍で賭け続けていきます。1度勝ったらまた1ドルに戻します。

ニュージャージー州とミシガン州のPokerStarsプレイヤーが対戦可能に

PokerStarsは、ニュージャージー州とミシガン州のオンラインポーカーのプレイヤーが、2023年1月1日から対戦できるようになると発表した。GAMBLING.COMが伝えた。 ミシガン州が今年5月にMulti-State Internet Gaming Agreement (MSIGA)に加盟したことで実現した。MSIGAに加盟すれば、プレイヤープールを州の垣根を超えて共有できる。MSIGAへの参加はネバダ州、デラウェア州、ニュージャージー州に続くものだ。 この連携によって、アメリカのオンラインポーカーでのPokerStarsのプレゼンスは拡大する可能性がある。 これはPokerStarsにとって、アメリカのオンラインポーカー市場でプレイヤープールの流動性を共有する最初の事例だ。 同社は、ネバダ州では汚染資産条項により事実上営業が禁止されており、デラウェア州ではWSOP(888)がプレイヤープールを独占契約している状態にある。 888はネバダ州とデラウェア州でオンラインポーカーを独占しているため、米国市場ではWSOP.comが優位に立っていたが、ミシガン州が新たにMSIGAに加わったことで、今後はPokerStarsが888と比肩するようになると見込まれている。 MSIGAには今後、ペンシルベニア、コネチカット、ウェストバージニアも参加するものと思われる。

韓国カジノは日本のIR実現で打撃を受ける、専門家が警鐘

ゲーミング業界の専門家によると、日本がカジノ含む総合型リゾート(IR)を開業したら、韓国のカジノ産業にマイナスの影響が出る。カジノメディアCasino.orgが伝えた。Casino.orgが伝えた。 韓国・済州島には、外国人専用のカジノが8カ所あり、そのうち3つは現在閉鎖されている。済州島は立地から国際的なギャンブラーに人気がある。しかし、日本がカジノを開業すれば、外国人旅行者は減少するとの予測がある。 業界専門家のYoon Tae-Hwan氏は、日本初のIRは少なくとも2028年まで実現しないが、今からその危機に備えて済州島は今から準備すべきと考えている。中国人のハイローラーに特化した戦略から、多様化にシフトする必要があ理、マカオのカジノ事業者が中国人VIPへの依存度を下げるために展開しているのと同じように、大衆向けギャンブルを広く展開すべきという。 日本初のIRは、大阪と長崎が国に計画書を提出しているが、2023年2月までに計画の可否が判断されると言われている。IR開業のスケジュールは、当初の予想より4~5年程度ずれているが、2030年頃にまでずれ込む可能性がある。

スロット開発WazdanとApolloが提携、チェコ市場向けにコンテンツ配信

スロット開発のWazdanは、オンラインカジノ運営Apollo Gamesとチェコ市場へのコンテンツ提供で提携すると発表した。チェコのオンラインカジノ市場で他社プロバイダーのゲームが配信されるのは初めて。World Casino Newsが伝えた。 現在、Wazdanのゲームは16タイトルが認定されている。その中には、Magic Fruits Deluxe、Magic Stars 3、Sizzling 777 Deluxeなど、評論家からも一般のプレイヤーからも人気の高いゲームが含まれている。 Wazdanは、ゲーム中のプレイヤーがコントロールできる機能の多さで人気を得ている。ゲーム体験全体がより良いものになっており、最も人気のある機能の1つは、ボラティリティ・レベルだ。 Wazdanの最高商業責任者であるAndrzej Hylaは、次のように述べた。 「Apollo Gamesは、エンターテインメントにおける革新と開発への献身を共有しているので、このパートナーシップを一緒に形成できたことを嬉しく思っています。 当社のゲームが、チェコ共和国のような有望な市場で、Apollo Gamesのように顧客の嗜好を深く理解しているオペレーターと共存できることは、素晴らしいことです。両社が成長を続ける中で、この契約がどのような展開をもたらすか楽しみです。 」 Apollo GamesのiGaming開発責任者であるStanislav Jureckaは、次のように話した。 「Wazdanのゲームを導入するチェコ共和国初のオンラインカジノとなることに感激しています。同社のゲームは、いくつかのユニークな機能とともに、最高の品質を誇っています。Wazdanのおかげで、プレイヤーのゲーム体験が向上します。」

カジノ大手Wynn Groupの財務レバレッジは高止まり=ムーディーズ

Moody’s Investors Serviceは、マカオのカジノ運営会社Wynn Macauを含むWynn Resorts の融資部門であるWynn Resorts Financeのレバレッジが「今後12~18カ月間上昇したまま」となる可能性があると発表した。Business Newsが伝えた。 金利・税金・減価償却費・償却前利益(EBITDA)に対する負債の比率は、7.3倍から9.5倍の範囲になると予想。Moody’sの評価によれば、今年9月までの12カ月間で23.2倍になっている。 Wynn Macauは、中国のゼロコロナ政策に関連して、低め〜マイナスのEBITDA四半期を連続して報告していたが、ゼロコロナは今月初めに当局によって段階的に廃止され、検査の縮小や停止、インバウンドの検疫の廃止など、一連の段階的な措置が取られた。 Moody’sは報告書の中で、ラスベガスとEncore Boston HarborのWynnのカジノ事業について「回復し、堅調な営業成績をあげている」としながらも、マカオの回復は「より長期化している」と指摘した。 Moody’sの予想では、マカオの2023年のマスマーケット向け総ゲーミング収入(GGR)は、2019年の水準より約50%高くなる。2024年にマスマーケット部門が「より大きく」回復すると推定している。 マカオのVIPセ部門については、ジャンケット等の規制が強化されたため、2023-2024年のGGRは2019年のレベルを大きく下回ると予想している。      

ライブカジノ開発Stakelogic、ギリシャのオンカジBetShopとコンテンツ提携

ライブカジノゲーム開発のStakelogicは、ギリシャのオンカジ運営BetShopとコンテンツ契約を締結した。この契約により、Stakelogicの定番スロットやビデオスロットがBetShopのカジノで楽しめるようになる。GAMBLING INSIDERが伝えた。 Stakelogicのセールスマネージャー、Neil Tanti氏は次のように述べた。 「BetShopはギリシャの真のマーケットリーダーであり、そのゲームロビーに当社のクラシックスロットとビデオスロットのタイトルが設置されることを嬉しく思っています。 当社の各ゲームは、魅力的なゲームプレイと大勝利の可能性を秘めた、プレイヤーをスリリングに興奮させるよう設計されています。 ギリシャは我々のゲームにとって非常に大きな可能性を持っていると考えており、このような一流のオペレーターとライブを行うことが、市場での地位を築く最善の良い方法でしょう。」 BetShopのプレイヤーは、Super Bonus Wild、Runner 8 Runner、Super 6 Timer、Mega Runnerなどのスロットをプレイ可能で、ビデオスロット「Wild Buzz」、「El Cowboy Megaways」、「Origins」なども楽しめるようになる。 BetShopの最高製品責任者マッシミリアーノ・セルフォグリア氏は、次のようにコメントした。 「Stakelogicは紹介するまでもありません。Stakelogicのクラシックスロットとビデオスロットで、これほどまでに市場を席巻したサプライヤーは他にないでしょう。このため、BetShopにとって絶対に必要なプロバイダーとなりました。 また、Stakelogicのクラシックとモダンのスロットのエキサイティングなポートフォリオを私たちのカジノに追加できたことに感激しています。これは私たちにとって大きなコンテンツ契約であり、真のマーケットリーダーとしてBetShopをさらに確立することでしょう。」

ラスベガスのギャンブル依存症男性、証券詐欺で資金を捻出

ラスベガスメトロ警察は、証券詐欺と窃盗を含む複数の詐欺関連の容疑でRodney Buckle氏を逮捕した。Buckle氏はギャンブル依存症で、投資家から集めた資金をギャンブルに費やしていた。8 News Nowが伝えた。 Buckle氏は「Rodd United」「Rodd U」「Rodd One」と呼ばれる会員制の社交クラブなどのビジネスを経営しており、「ライフコーチ」「ファイナンシャルアドバイザー」を自称していた。しかし、彼は州政府にも連邦政府にも資格を認可されていなかった。 捜査当局によると、Buckle氏は、株式投資やポーツベッティングに関する指導や助言を提供していた。株式とスポーツベッティングで、毎週1〜52%のリターンを投資家に保証していたという。 Buckle氏は「投資のための『新しい』資金、『ウォーターフォール』効果を生み出すために、もっと資金が必要だ」などと投資家に話していた。投資家たちは、保証されたリターンが得られると信じて、Buckle氏に支払うためにローンを組み、家を借り換え、クレジットカードを作った。 Buckle氏はまた、自身を「プロのギャンブラー」とも名乗っていた。関係者によると、ギャンブル依存症のBuckle氏は、集めた資金で毎日5000ドルから2万ドルのギャンブルをしていた。

BF GamesとArena Casinoが提携、独自スロットをクロアチア市場に提供

急成長中のゲーム開発スタジオBF Gamesは、同社のスロットをクロアチアのカジノ運営企業Arena Casinoに提供する契約を締結したと発表した。World Casino Newsが伝えた。 Arena Casinoは、クロアチア市場向けに認定されたプロバイダのゲームを最大30種類利用可能となる。Cave of Xmas、Buffalo Trail Ultra、Chicken Madness、Stunning Cashなどのブロックバスター、BF GamesのクラシックRoyal Crown、Stunning Hot、Book of Godsなどのスロットがクロアチアユーザーに提供される。 Arena Casinoはクロアチア初の専門的なオンラインカジノで、国内で最も豊富なスロットを誇っている。最近ではSYNOT Gamesとコンテンツ供給契約を結んでおり、市場で主導的地位を確立するよう計画を進めている。 BF Gamesは、Arena Casinoとの提携を含め、同地域でのプレゼンス拡大を狙っている。最近ではルーマニアとスイスのオペレーターと契約している。同社がヨーロッパで足場を固めたのは、綿密に開発された製品と、カスタマイズされた市場配置の成果だ。 BF Gamesのビジネス開発責任者であるClaudia Melcaru氏は次のようにコメントした。 「Arena Casinoとのこの契約は、私たちのゲームが多くの支持を得ているクロアチア市場での地位を大幅に強化します。Arena...

マカオへの旅行者は5日間の隔離不要に、カジノへの直行も

マカオでの入境規制が大幅に緩和された。海外からマカオへの旅行者は、5日間の隔離と到着後のPCR検査が不要になった。The Standardが伝えた。 到着時の隔離検疫と、到着後3日目のPCR検査が廃止された。入境の72 時間前までに受けたPCR検査の陰性証明を提出する規制は継続となるが、陰性であれば到着後すぐにカジノへ移動することもできるようになった。 旅行者は自己健康管理期間として5日間は、迅速抗原検査を毎日受け、その結果をオンライン・プラットフォームにアップロードする必要がある。5日間とも陰性であれば、健康コードが黄色から緑色に変更され、自由に移動できる範囲が拡大する。 陽性になった場合は自宅隔離になる。 マカオから中国本土に移動する時は、8 日間はマカオに留まる必要がある。

欧州のギャンブル収益が回復、パンデミック前より8%増加

欧州ゲーミング・ベッティング協会(EGBA)が発表したデータによると、欧州のギャンブル市場の今年の収益は、パンデミック以前のレベルを8%上回った。店舗型のギャンブルが再開し、収益が増加した。GAMBLING INSIDERが伝えた。 「European Online Gambling - Key Figures 2022」レポートによると、2022年のヨーロッパのギャンブル市場の収益は、ベッティングショップとカジノの再開によって前年比23%増加し、1085億ユーロとなった。 EGBAの声明で次のように述べた。 「店舗型の賭博場が広域で閉鎖し、それに続く2020年と2021年のヨーロッパのギャンブル市場収入の減少の後、今年は2019年の流行前の収入レベルを8%上回って安定した 」 オンラインのカジノのゲーム総収入(GGR)は382億ユーロに達し、2021年に比べて8%増加した。一方、ランドベースの収益は「大きく回復」して703億ユーロとなり、2021年比で34%増、2019年比では6%減となった。 EGBA事務局長のMaarten Haijer氏は次のようにコメントした。 「ヨーロッパのギャンブル市場は、パンデミックによる未曾有の激動と混乱を経て、今年から安定し始めました。 オンラインギャンブルの着実な上昇傾向が続く一方で、ランドベースギャンブルは過去2年間のカジノやベッティングショップの広範な閉鎖から現在回復しつつあります」

ネバダ州、サイバー攻撃防止のためギャンブル規制を更新

ネバダ州賭博委員会は、オンラインカジノに対するサイバー攻撃に対処するため、サイバーセキュリティに関する規則を更新することを全会一致で決めた。 同州のカジノは、顧客データなどの機密情報が漏えいしないよう、オンライン業務に厳格な管理規則を導入する。GAMBLING NEWSが伝えた。 新しい規則により、ネバダ州のすべてのカジノ事業者は、適切なサイバーセキュリティのソリューションと手順を1年以内に作成する。また、毎年コンプライアンスレビューを実施し、セキュリティ侵害が発生した場合は72時間以内に規制当局に報告する必要がある。報告書には攻撃の原因と範囲、会社の即時対応と計画された対策を記載する。 この新しい規則は意図的に曖昧にされており、解釈の余地を残すことで、カジノ運営事業者が規制当局に詳細な報告書を提出する前に、FBIなどと協力できるようにしたという。 サイバーセキュリティは、ギャンブルのオンライン化以来、運営会社にとって根強い問題であり、ハッカーは数十億ドル規模の業界を執拗に狙い続けている。 サイバーセキュリティ企業のカスペルスキーが最近発表したレポートによると、東南アジアのカジノは数年にわたり中国製のマルウェアによる攻撃を受けている。 欧米のカジノ運営2社でも同様の事件が起こっている。11月、DraftKingsはセキュリティ侵害により、顧客のログイン情報が漏洩し、最大30万ドルの損失を被っている。数日前には、BetMGMがサイバー攻撃を受けた痕跡が見られ、不特定多数の顧客の個人情報が流出した可能性があると発表している。

リヒテンシュタイン初のブティックカジノ「Plaza Casino Liechtenstein」が開業

リヒテンシュタイン初のブティックカジノ「Plaza Casino Liechtenstein」が23日に開業した。場所はシャーン市にあるRisch研究所の建物内で、リヒテンシュタインで6カ所目のカジノだ。World Casino Newsが伝えた。 カジノは400平方メートルの比較的小規模なもので、6つのテーブルゲーム、90台のスロットマシンを設置した。 同カジノの運営はBestWinAG社が行い、同社のマネージングディレクターであり、現在は閉鎖されているシャーン市のカジノ「Casino Maximus」のマネージングディレクターを務めていたトビアス・アクセル氏が担当する。 リヒテンシュタインは2010年にギャンブルが合法化されて以来、近隣諸国からギャンブル客を呼び込むことを主目的として、ここ数年で5つのカジノをオープンさせた。 バルザース市の「96」、シャーンの「Casino Maximus」の閉鎖で、カジノ数は一時的に4カ所となったが、ファドゥーツに「Castle Casino」 、シャーンに「Plaza Casino Liechtensteinが開業したことで、リヒテンシュタインのカジノ数は再び6カ所になった。 また、7番目のカジノエッシェンの「LC Casino」も、経済局から正式なライセンスを取得次第、開業する見込み。 この最新のカジノがライセンスを取得した後、リヒテンシュタインのギャンブル規制当局は、2025年12月31日まで、新たなカジノの申請を受け付けないと発表している。  

豪NSW州のカジノ増税案、業界からの反発に対し財務相「全く適切」

豪ニューサウスウェールズ州政府は州内のカジノにあるポーカーマシンとテーブルゲームに対する増税を提案し、業界団体から反発されたが、増税は「全く適切」であると述べた。South Morning Heraldが伝えた。 マット・キーン財務相は、増税は「全く適切」であると述べ、2023年7月に開始するという政府の決定により、今後3年間で3億6400万ドルが被災地に提供されることになるだろうと説明した。 「カジノが社会的ライセンスを失い、マネーロンダリングのようなことに目をつぶるのであれば、ニューサウスウェールズ州政府は、洪水被害者のために少額の寄付をすることを期待するのは不合理ではないと考えています。これはまったく妥当なことです」 カジノが、ポーカーマシンの最高税率60.67パーセントの引き上げに同意しない限り、政府は、税率変更を導入するための法案を通過させる必要がある。 ノン・リベートの税率は、17.91%から20.25%に引き上げられ、責任あるギャンブル課税は現行の2%が維持される。リベート税は10%から12.5%に、ポーカーマシン税は段階的に引き上げられ、毎月の純収入が1250万ドル以上のゲーム機には60.67%の税率が適用される。 ポーカーマシンの独占権を持ち、テーブルゲームの市場シェアの大部分を占めるThe Star社は、キーン財務相が先週この提案を発表した後、市場価値で6億ドル以上を失った。

カジノ大手シーザーズ、プエルトリコで小売スポーツブックの提供を計画

カジノ大手企業Caesars Entertainmentは、スポーツブック部門Caesars Sportsbookを通じて、プエルトリコで新たにサービスを提供する計画を発表した。GAMBLING NEWSが伝えた。 Caesars Sportsbookとプエルトリコ最大のカジノCasino Metroとの提携により、「MetroBets with Caesars Sportsbook 」という小売の新しいスポーツブックを展開する。 Caesarsによると、Casino Metroとの新しいスポーツブックは、12台のセルフサービスベッティングキオスクと3つのベッティングウィンドウを提供する。プロジェクト全体のスペースは7000平方フィート、25台のLEDテレビと、ベッター確認用のオッズ表示ボードが設置される。Casino Metroはすでにこの新しいリテールベッティングの拠点となる会場の拡張工事に着手しているという。 MetroBets with Caesars Sportsbookは来年の第2四半期にサービス提供を開始する計画だ。リテールベッティングのほか、来年にはプエルトリコ向けにモバイルスポーツベッティングアプリケーションを立ち上げる計画があり、両社の提携は今後拡大していく見通しだ。 Caesars Desitalの社長であるEric Hession氏は、この小売店舗は、プエルトリコの規制されたベッティング市場に対する同社の計画を補完するものであると述べている。 また、同社が持つ知識を活用することで、ベッターにユニークな体験を提供したいと説明した。 「プエルトリコのユニークな枠組みの中でスポーツベッティングを追求する中で、我々は市場の深い、ローカライズされた知識を提供することができる最高のパートナーと提携したいと思いました。」
- Advertisment -
Google search engine

Most Read