米Responsible Gambling Affiliate Association(RGAA、本拠デラウェア)は、ジョージ・ローバー氏を組織の初代エグゼクティブディレクターに任命したと発表した。彼のリーダーシップのもと、RGAAは責任あるギャンブルマーケティングと広告の実践を推進していく。
業界団体であるRGAAは、米国オンラインギャンブルアフィリエイトセクターの主要6社、Better Collective、Catena Media、FairPlay Sports Media、Gambling.com Group、Spotlight Sports Group、そしてXLMediaで構成されている。エグゼクティブディレクターとしてローバー氏が担うのは、責任あるアフィリエイト慣行の推進、メンバーのニーズと利益の代弁、適切な規制の提唱、業界ステークホルダーとの連携、そして誠実性の基準の擁護だ。
ローバー氏は次のようにコメントしている。「州規制当局、政治家、立法者、オンラインギャンブルオペレーターを含むステークホルダーと協力し、規制されたオンラインギャンブルエコシステムにおいてアフィリエイト企業が果たす重要な役割を促進する。」
「RGAAの設立は、業界のこの重要なセグメントに、責任あるギャンブルを促進し、消費者の最善の利益を優先するための重要で建設的な声を提供するだろう。統一された高水準の基準とガイドラインによって、長期的な成功を収めていく。」
ローバー氏は、RGAAに参加する前にニュージャージー州法と公共安全省、司法長官室、そしてニュージャージー州ゲーミング執行部門(NJDGE)で数々の上級職を歴任した。NJDGEでは、サービス業ライセンス、カジノ起訴、インターネットゲーミング、技術サービス局を監督。ニュージャージー州でのインターネットゲーミングの成功裏の立ち上げを指揮し、NJDGEで最も複雑なライセンスや組織犯罪の調査・起訴を監督した。
退職後は、ゲーミング業界の企業と緊密に連携し、スポーツイベントの賭博に関連する詐欺や違法行為の検出・抑止を目的とした全国的な非営利組織「スポーツベッティングインテグリティモニタリング協会(SWIMA)」を設立。
RGAAでの役割に加え、ローバー氏は戦略的ゲーミングアドバイザリー企業であるPrinceton Global Strategiesを通じて、ゲーミング業界の企業をサポートし続けている。
RGAAの会長ケイティ・マッコード氏は、「ジョージ・ローバー氏をRGAAファミリーに迎えられて非常に嬉しい。カジノとスポーツベッティング法での数十年にわたる専門知識は、間違いなく我々の組織を高めてくれるだろう。SWIMAのような取り組みを先導するなど、ジョージの業界への貢献は、彼の誠実性と革新へのコミットメントを示している」と語った。
ローバー氏は新たな役割の下、3月4日にニューヨークで開催されたNext.ioオンラインギャンブルおよびスポーツベッティングサミットで、米国のオフショアおよび未規制市場の危険性について議論するファイヤーサイドチャットに参加した。
<終>Responsible Gambling Affiliate Association、初代エグゼクティブディレクターにジョージ・ローバー氏