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カリフォルニア州ロサンゼルス、2024年6月12日、Chainwire

Proof of SQLは、最先端zkVMやコプロセッサよりもさらに桁違いに高速。

Space and Time (SxT)は本日、データ処理用の高性能ゼロ知識証明システム『Proof of SQL』をGitHubでリリースした。Proof of SQLの基本コンセプトは、AI x ブロックチェーンによる検証可能なコンピューティングレイヤー。

Proof of SQLは、SxTによって開発された新しいタイプのZK証明。改竄されていないデータに対して、SQLデータベースクエリが正しく計算されたことを暗号で保証する。 Proof of SQLを使用すれば、開発者はオンチェーンとオフチェーンの両方のデータセットをトラストレス(trustless:対象を信頼せずに逐一検証する方法)で計算し、スマートコントラクトにより、トランザクション中に結果をジャストインタイムで証明することができる。これにより、データドリブン型スマートコントラクトを使用した、より高度なDeFiプロトコルが実現される。

「Space and Timeは、Web3をデータドリブン型スマートコントラクトとDeFiの新時代へと導く役割を担えることに興奮している」と、SxTの共同創業者兼研究責任者で、Proof of SQLプロトコルの発明者でもあるジェイ・ホワイト(Jay White)博士は語る。「我々のチームは、1秒未満の ZK証明という新境地を開拓に成功した。これにより、スマートコントラクトとAIエージェントが、チェーンのアクティビティとオフチェーンデータについて検証し、かつてのような30分の証明時間を待つことなく、トランザクション中にトラストレスで、SQLクエリの結果をオンチェーンで受け取ることができるようになった」

Proof of SQLのアルファ版は、8月、SxTの一部の顧客グループにリリースされた。本日のGitHubでのリリースにより、プロトコルは一般公開された。コミュニティメンバーはSpace and Time Studio上のSxTトラストレスクエリを実行することができ、開発者はリポジトリをGitHubから直接ダウンロードすることができる。

Proof of SQLは、1秒未満で動作する世界初のZK証明システムである。SxT暗号化チームによって実施された最新のベンチマークテストでは、本プロトコルはシングルGPU上で1秒未満で10万行のテーブルに対して分析クエリを実行することができ、シングルNVIDIA T4上で数百万行のインデックス付きデータをイーサリアムブロック時間内に集約することができる。

Proof of SQLは、普及版zkVMやコプロセッサよりも大量のデータを処理するべく、両者よりはるかにパフォーマンスの高いアーキテクチャを提供する。普及版zkVMは任意の計算に対して拡張可能なソリューションを提供するが、データ処理の際に証明に時間がかかってしまう。

Proof of SQLは、zkVMと統合することで、任意のコードを実行できる検証可能なソースデータを提供することができる。Space and Timeは、コミュニティ内のメンバーや他のZKPエンジニアリングチームとの、リポジトリでの共同作業を奨励している。証明システムは、任意のSQLデータベース (Google BigQueryなど) に統合することができ、集中型・分散型を問わず、最も有名なWeb3アプリ、金融機関、企業で採用されている。

Space and Timeについて

Space and Timeは、AI xブロックチェーンを基本コンセプトとする、検証可能なコンピューティングレイヤーである。改竄不能なオンチェーンデータとオフチェーンデータを結合して、大企業の利用に耐えうるスマートコントラクトやLLMとして提供する。Space and Timeは、Proof of SQLと呼ばれる新しい暗号化システムを開発した。これにより、開発者はアナリティクスをスマートコントラクトに直接接続し、ブロックチェーンテクノロジー上の強力な新しいユースケースとビジネスロジックをフルに活用することができる。Space and Timeは、金融サービス、ゲーム、DeFi、エンタープライズ、ブロックチェーン、AIのすべての局面における利用を想定し、データの検証可能性が要求されるプロジェクトの開発者向けマルチチェーンデータプラットフォームとして、ゼロベースで開発された。

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