2020年04月10日

世界の大手カジノ企業6選!日本への進出を狙っているのはどの企業?

「統合型リゾート(IR)整備推進法案」の成立に伴い、テレビやネットのニュースでも海外カジノ企業の話題が挙がるようになりました。しかし我々日本人にとっては聞き馴染みのない企業名ばかりで、「どんな会社なの?」と疑問を抱くことも多いのではないでしょうか。そこで本記事では、世界ではどういったカジノ企業が活動しているのか、各企業の概要や経営する施設について紹介いたします。

世界の大手カジノ企業6社

カジノ・IR

それではさっそく、世界の大手カジノ企業についてみていきましょう。

ラスベガス・サンズ(米国)

まずカジノ企業として全世界で著名な企業と言えば「ラスベガス・サンズ」です。そのラスベガス・サンズは、アメリカのラスベガスに本社を置くカジノ・IR事業を手掛ける企業です。創設は1988年で、客室4,000室を全てスイートクラスとした「ザ・ベネチアン」の開業をきっかけに、世界中にその名を知らしめました。近年主流となっている豪華で煌びやかなカジノリゾートのスタイルは、ラスベガス・サンズが開拓したと言っても過言ではありません。現在は世界のカジノ業界を牽引する存在で、各地域で地域経済の発展や雇用増加に貢献しています。

代表的な運営施設は先述の「ザ・ベネチアン」を始め、シンガポールのランドマークでもある「マリーナベイ・サンズ」、2007年にマカオでオープンした「サンズ・マカオ」などが有名です。

日本への参入については、現在横浜市が表明しているカジノリゾートへの参入の意向を示しています。もし実現すれば、世界的にも有名な企業であるため大きな注目が集まるでしょう。

ラスベガス・サンズの詳細はこちら:日本進出の噂もある世界のカジノ・IR企業「ラスベガス・サンズ」とは?

ラッシュ・ストリート(米国)

「ラッシュ・ストリート」は、アメリカのシカゴ発の不動産開発事業です。カジノリゾートだけでなく、5つ星ホテルや商業オフィスタワーの開発も手掛けています。北米市場においては、累計500億ドル(約5兆5000億円)以上の不動産開発を手掛ける超大手企業です。

代表的なカジノリゾートは、ナイアガラの滝のすぐそばに施設を構える「フォールズビュー・カジノ・リゾート」。自然と共存したカジノリゾートとして、地域のランドマークにもなっています。

現在は北海道・苫小牧でのカジノリゾート建設を目指し、「ラッシュ・ストリート・ジャパン」を設立し活動しています。もし実現すれば、苫小牧の地域経済を大いに盛り上げると期待されていましたが、先日北海道の鈴木直道知事が誘致申請を見送る事を表明した事で一気にトーンダウンしました。あらたな候補地を探し注力するのか、あるいは撤退するのか、それとも引き続き北海道で進めるのか、動向に注目が集まっています。

ギャラクシー・エンターテインメント・グループ(マカオ)

現代のマカオのカジノ事業を牽引するのが「ギャラクシー・エンターテインメント・グループ」。もともとは建築材料会社でしたが、そこからカジノ業界に参入したという世界的にも異例のカジノ企業です。またマカオで初のカジノライセンスを取得した企業としても知られています。

代表的な運営施設は、マカオで初めてアジア資本のカジノリゾートとして開業した「ギャラクシー・マカオ」。マカオを代表するカジノリゾートの1つで、年間を通じて多くの人が訪れています。

日本進出については、現在大阪や横浜への参入を検討中です。もともと大阪は中国人観光客が多い地域でもあるので、ギャラクシー・エンターテインメント・グループの参入で更なる観光需要増加が期待されています。

MGMリゾーツ(米国)

ラスベガスに本社を置く「MGMリゾーツ」は、27以上のカジノリゾートを運営しています。「誰も見たことのないような特別な体験」をコンセプトにしており、カジノに限らずアートや音楽イベント、高級レストランなども提供しているのが特徴です。

運営施設の中でも特に有名なのが、ラスベガスの「ベラージオ」。最大高さ50メートルにも及ぶ噴水は、ラスベガスの街のシンボルにもなっています。

なおMGMリゾーツは2014年に日本法人を設立し、大阪でのカジノリゾート開業を目指して活動中です。今後は同じく大阪への参入を目指す「ギャラクシー・エンターテインメント・グループ」との競合にも注目が集まっていくでしょう。

SJMホールディングス(香港)

「SJMホールディングス」は、マカオのカジノ王とも呼ばれたスタンレー・ホーが設立したカジノ・IRを手掛ける企業です。マカオにおいては、カジノ事業の中心的存在にもなっています。

特に有名な運営施設が、蓮をイメージしたシルエットが特徴的な「グランド・リスボア・マカオ」。テレビや雑誌で建物を見て、印象に残っている人も多いのではないでしょうか。

SJMホールディングスは日本進出の意欲こそ示しているものの、具体的な参入地域については明らかにしていません。ただし、今年12月に実施される予定であった北海道の統合型リゾート産業展に出展であったことから、北海道も候補として活動していたと思われます。いずれにせよ今後、SJMホールディングスがどのような動きを見せるのかにも注目が集まっています。

ゲンティン・グループ(マレーシア)

ゲンティン・グループは東南アジアのマレーシアの首都クアラルンプールに本社を構えているカジノ・IRなどを手掛ける世界でも大手のエンターテイメント企業です。

元々、ゲンティンは1965年に設立者の林梧桐(リン・ゴ・トウ)氏がマレーシアの山岳地域にリゾート施設を建てたいという思いからスタートしており、1971年に最初のホテルが完成しました。以降は大規模なリゾートを同国にて成功させたのち、海外にも積極的に進出していき成長を続けています。

そのゲンティンは日本のIRにも興味を示していると目されており、他の事業体からもその動向が注目を集めています。

なお、親会社であるゲンティン社(Genting Berhad)はグループを統括し管理する事業者になり、グループ全体では石油・ガスなどのエネルギー関連や不動産開発、バイオテクノロジー開発など複数のプロジェクトを行うコングロマリットになっています。

世界の大手カジノ企業の動向に注目しておこう

日本国内で「統合型リゾート(IR)整備推進法案」が成立したことで、世界の大手カジノ企業が日本への進出意欲を示しています。特に現在は日本国内において自治体のカジノ・IR施設の招致活動(検討も含め)が多く行われており、運営や関係する企業の名前もテレビやネットのニュースで聞く機会も増えています。

2020年はますます各自治体の誘致活動および企業のロビー活動が盛んになるものと思われます。当サイトでもカジノ・IRの最新の動向に注目していきます。

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