2020年07月10日

世界初、ドイツが2020年春にeスポーツビザ導入

ドイツが、世界で初めてeスポーツに特化したビザを新設した。2020年春から導入する計画で、EU圏外のeスポーツのアスリートの入国や大会運営者によるトーナメント手配のプロセスが合理化されるため、ドイツがeスポーツの一大スポットになりそうだ。eスポーツメディアWINが22日伝えた。

ドイツ連邦政府が21日、eスポーツビザの新設を承認した。新しいeスポーツビザの発給は、2020年春に実施される見込みだ。eスポーツビザ新設の背景には、ドイツのチームが、外国人選手やコーチ、アナリストの採用をしやすくすること、また、トーナメントの運営を容易にすることで、ドイツのeスポーツシーンを強化する狙いがある。

ドイツeスポーツ連盟(ESBD)のハンス・ジャグノウ社長は次のように述べた。
「ドイツのeスポーツビザは、ドイツでイベントを開催するのに大きな利点になります。私たちは、eスポーツ専用のビザカテゴリーを設立した最初の国です。2020年は、ドイツはより多くの国際的なイベントを開催するようになると思います。世界中のeスポーツ選手が、トーナメントやリーグに簡単にアクセスできるように、eスポーツ専門のビザ要件は、国際的に整合性を持たせる必要があるでしょう」

eスポーツビザ新設の法制化までには2年以上かかった。eスポーツビザ発給の要件には、16歳以上であること、給料として特定の金額を稼いでいること、職業活動の確認などがある。ESBDは、リーグ・オブ・レジェンド(League of Legends、lol)の開発元であるRiot Gamesや、eスポーツイベント会社のESLなどの利害関係者と協力して、プロセスをスムーズで信頼できるものにしていくと話している。

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Marie Okamoto

東南アジアで記者経験をした後、日本に帰国。現在はTheDiceのコンテンツプロデューサーとして、海外のニュースを中心に配信。