2020年09月27日

大阪IRの事業者公募、申込みは米MGMリゾーツのみ、ゲンティンとギャラクシーは見送り

カジノを含む統合型リゾート(IR)の事業者公募で、大阪府・市は14日に事業者公募の書類審査の申込みを締め切った。吉村洋文知事は、応募したのは米MGMリゾーツ・インターナショナルとオリックスの共同グループのみだったと明らかにした。コンセプト提案(RFC)を提出していたゲンティン・シンガポールと香港のギャラクシー・エンターテインメントは参加申請を見送った。

府市は昨年12月24日に公募を開始。参加登録事業者は4月までに提案書類を提出し、大阪IRの運営事業者の最終決定は6月頃になる見込みだが、その審査対象がMGM・オリックスのみになった。

日経新聞によると、吉村知事は参加登録が1組だけだった理由について「MGMとオリックスのグループが『大阪ファースト』を貫いて他の事業者の追随を許さなかった」と述べた。MGMとオリックスは、「大阪に世界最高水準のIRをつくるための提案作成に全力で取り組む」とのコメントを出した。

ゲンティン・シンガポールは今月4日に臨時総会を開催し、日本のIR投資への株主からの承認を得たばかりだったが、最終的に参加登録しなかった。ゲンティンは「多くの株主の意見を検討したうえで、大阪IRへの参加継続を断念した」とコメントするに留まり、明確な方針転換理由を述べなかった。ゲンティンは横浜市にもコンセプト提案(RFC)を提出しており、今後は横浜に専念する。また、IRプロジェクトを共に追求するコンソーシアムパートナーを9月、10月までに確保したい考えだ。

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Marie Okamoto

東南アジアで記者経験をした後、日本に帰国。現在はTheDiceのコンテンツプロデューサーとして、海外のニュースを中心に配信。