オンラインカジノ事業を手がけるキンドレッド・グループは、2023年第4四半期の総収益が、前年同期比2%増の3億730万ポンド(約580億円)だったと発表した。オランダ、英国、ルーマニアの成長とカジノ部門が牽引したが、ベルギー、ノルウェーの規制措置が全体の成長に悪影響を与えた。 YOGONETが伝えた。
カジノおよびゲームは引き続き好調で、ゲーム総収益は前年同期比5%増となった。10月のスポーツベッティングのマージンが歴史的に低く、厳しいスタートとなったものの、スポーツベッティングの総収入は1億1490万ポンドに達し、フリーベットを除いたスポーツベッティングのマージンは9.9%となった。
報告書によれば、2023年第4四半期の総収益のうち、地元の規制された市場の収益の割合は82%だった。また、前年同期比で基礎となるEBITDAは45%増の5680万万ポンドに上昇し、基礎となるEBITDAマージンも5ポイント増の18%となった。「これは主に収益の増加によるもので、これはグループのスケーラビリティの証であり、コスト最適化への重点にもかかわります」と同社は述べた。
さらに、Relax Gamingからの貢献が顕著に増加し、総収入は33%増、基礎的EBITDAは740万ポンド(940万ドル)となった。同社は、リラックス・ゲーミング事業は引き続き有望な成長を示しており、「拡張可能なビジネスモデルを証明している」と強調した。
昨年11月の第3四半期報告書で発表したように、キンドレッドは2024年通年の基礎的EBITDAが2億5000万英ポンドに達すると予想している。