2019年12月09日

AR/VRへの来年の支出額、前年比約8割増の2兆600億円超へ

VRの仕組み

拡張現実(AR)/仮想現実(VR)を使った商品やサービスへの全世界における来年の支出額は、今年の105億ドル(推定)から78.5%増加し188億ドル(約2兆611億円)になる見通し。また、2019年から2023年までのCAGR(年平均成長率)は77.0%という。IT専門調査会社IDCのレポートとしてdigitimesが伝えた

AR/VRソリューションの分野で、20年に最も支出額が大きいと予測されているのは商業で、全体のシェアの50%近くを占める。これが23年には68.8%にまで拡大する見込みだ。商業分野の中でも20年の支出額が最も大きいと予測されているのは小売業で15億ドル、次いで組立製造業が14億ドルとなっている。

20年の消費者支出でシェアが大きいのはゲームと視聴の分野だ。VRゲームへの消費者支出は33億ドル、VR視聴製品・サービスは14億ドルという。しかし、消費者支出は全体の支出の3分の1程度となっており、CAGRは39.5%と控えめの予測となっている。

IDCのリサーチアナリストであるジュリア・カロセッラ氏は「AR / VRの商用利用率は、参入コストが低下し、本格展開によるメリットが具体的になるにつれて拡大し続けるでしょう。業界の焦点は、AR / VRの利点を話すことから、生産性や効率の向上など、実際に見てわかるビジネスの結果や知識の移転、顧客体験の向上などに移ってきています」と話している。

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