2020年04月10日

スマッシュブラザーズ優勝のHungrybox選手、任天堂にスマブラeスポーツの支援呼びかけ

esports

昨日73万回の再生を超えたツイッターのビデオで、Smash Summit 9チャンピオンのJuan“ Hungrybox” DeBiedma選手が、任天堂は大乱闘スマッシュブラザーズSPECIALのeスポーツシーンをサポートすべきとする考えを明確にした。DAILY ESPORTSが18日伝えた

Team Liquidの選手であるHungryboxは、2月13〜16日にロサンゼルスで開催されたトーナメントSmash Summit 9で優勝した。この大会の賞金プールはスマッシュブラザーズ 史上2番目に大きい6万9000ドル(約757万円)だった。

(@LiquidHbox、私たち全員が考えていることを言ってくれてありがとう。
「任天堂、私はあなたたちを愛していると言うけど、シーンにリソースを投入していないのはあなただけです」
任天堂がスマッシュブラザーズのeスポーツをサポートしたのはずっと過去のことです)

Hungryboxは、任天堂で聞いている可能性のある人に演説するとしてスピーチを開始。彼はその後、「大乱闘スマッシュブラザーズにチャンスを与えてください。 たとえたかがSPECIALであっても、SPECIALをサポートしてほしい。スマブラシーン全般をサポートしてください」とコメント。

任天堂はスマブラを中心に成長したeスポーツをほとんどサポートしておらず、Hungryboxは彼らにそれについて聞いてもらうように嘆願した。彼は続けて「任天堂、私はあなたたちを愛していると言うけど、シーンにリソースを投入していないのはあなただけです」と述べた。

任天堂がeスポーツやオンラインゲーム全般の時代に控えめなのは周知の事実だ。 リーグオブレジェンド (League of Legends、LoL)、オーバーウォッチ(Overwatch)、コールオブデューティ(Call of Duty)、フォートナイト (Fortnite)などのゲームはすべて、eスポーツに関して開発者が完全なサポートを提供している。この資金により、トーナメントや大きな賞金プールのあるイベントが可能になっている。スマブラは、任天堂からの支援なしで、eスポーツシーンの構築と資金調達を支援者に頼ってきた。
1月に開催されたEVO Japanでは、大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIALの1位入賞者の報賞は、賞金ではなくNintendo SwitchのProコントローラーだった。

任天堂がHungryboxの嘆願を聞いてスマッシュブラザーズのeスポーツに資金を投入することは、現時点でありそうにない。任天堂の古川俊太郎社長は、以前、日経新聞の取材に対し高額報賞競争とは距離を置く姿勢を見せている。
「eスポーツはプレーヤーが賞金を巡りステージで競い、その様子を観客が見て楽しむ。ビデオゲームの素晴らしい魅力の一つを打ち出せている。ただ対抗意識はない。当社のゲームは経験、性別、世代を問わず、幅広く遊んでもらうため、イベントも幅広く参加できるものにしたい。賞金の多寡ではなく、他社とは違った世界観ができているのが我々の強みだ」

この見方は、Hungryboxのように、ゲームを競争的にプレイし、シーンのサポートを望んでいるファンにとってはあまり馴染まない。潜在的なプレイヤーが、支払いが大きい他のゲームをプレイすることを選択した場合、スマッシュは将来成長するのに苦労する可能性がある。
任天堂がeスポーツへのサポートを拡大することが望まれている。スマッシュブラザーズや他の人気のある任天堂のタイトルは、投資から成長することもありえるだろう。

Marie Okamoto

東南アジアで記者経験をした後、日本に帰国。現在はTheDiceのコンテンツプロデューサーとして、海外のニュースを中心に配信。