2020年10月01日

ラスベガス・サンズ、全IR施設の19年4Qの純利益は約8億ドル、前年同期の純損失から脱出

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ラスベガス・サンズはの2019年第4四半期のマカオでの収益は、前年同期比で0.8%減少した。ベネチアン・マカオ、パリジャン・マカオ、サンズ・コタイ・セントラルの全てのIR施設で減収だった。ただし、利益は同10.3%増加し5億1300万米ドル(約559億円)で、調整後プロパティEBITDAは同3.2%増加の8億1100万米ドルだった。IAGが30日伝えた

シンガポールでは、マリーナベイサンズの収益が同17.5%増の8億5300万ドル、調整後プロパティEBITDAが同26.2%増の4億5700万ドルで力強い成長が見られた。

ラスベガス・サンズの会長兼CEOであるシェルドン・アデルソン氏は、次のように述べた。「私たちはアジアでの将来の成長の機会に引き続き熱心でいます。今年は、フォーシーズンズ・マカオのグランドスイートとロンドナースイートを開業し、コタイストリップに約200万平方フィートの豪華なスイート宿泊施設を導入します。ロンドナーマカオの追加の観光とエンターテイメント設備は、2020年と2021年を通じて開設します」
「さらに先の話をすると、シンガポールのマリーナベイサンズの拡張し、スイートのキャパシティを大幅に増加させ、最先端のエンターテイメントアリーナを導入します。どちらも将来の成長に貢献するはずです」

不動産別では、ベネチアン・マカオは19年第4四半期は比較的安定しており、カジノ収益は7億4800万米ドルで、VIPとスロットの力強い成長が貢献した。ローリングチップの取扱高は37.4%減少し58億8000万米ドルになったが、勝率は3.2%から4.14%に増加したため、売上高は約2億4300万米ドルになった。マステーブル・ドロップ(掛け金総額)は3.3%減の23億2000万米ドルで、勝ち金はは5億9,700万米ドル、スロットの掛け金は24.1%増の10億4,000万米ドルだった。

現在、ロンドナーマカオへの改装を行っているサンズ・コタイ・セントラルでは、カジノ収益が9.3%減少し3億7900万ドルになった。これは主にローリングチップの取扱高が63.8%減少して10億4000万ドルになったことによる。マステーブル・ドロップはわずかに減少し、1億6500万米ドルで勝ち金は3億7900万米ドルとなったが、スロットの掛け金は12.8%減少して10億2000万米ドルになった。

パリジャン・マカオでは、カジノ収益は3.2%減の3億3400万米ドルで、ローリングチップの取扱高は13.2%減の41億8000万米ドルになり、売上高は約1億3000万米ドルだった。マステーブル・ドロップは1.0%減の11億2000万米ドルで、スロットの掛け金は13.6%減の10億7000万米ドルだった。

プラザ・マカオとフォーシーズンズは、強力な成長を示したカジノのひとつで、カジノ収益が56.6%増加し1億6900万米ドルとなった。VIPセグメントの幸運とマステーブル・ドロップが25.5%増加し4億3300万ドルになったことが貢献した。ローリングチップの取扱高は10.0%減少して30億3000万米ドルだったが、4.02%の勝率により、売上高は1億2200万米ドルだった。

サンズ・マカオは、ローリングチップの取扱高が35.8%減少し10億5000万米ドルになったことが原因で、カジノ収益が35.8%減の1億3700万米ドルになった。マステーブル・ドロップは2.9%減少し6億1200万米ドル、スロットの掛け金は1.7%減少して6億3200万米ドルとなった。

シンガポールのマリーナベイサンズでは、VIPが好調で、カジノ収益は20.4%増の6億200万米ドルだった。ローリングチップの取扱高は、16.0%増の79億2000万米ドルだった。勝率の改善が売上高を3億1100万米ドルに押し上げた。
マステーブル・ドロップは2.2%減の12億3000万米ドルとなり、スロットの掛け金は34億6000万米ドルで安定していた。

親会社のラスベガス・サンズの報告によると、19年第4四半期における全ての地域を通じての純収益は、1.0%増加し35億1000万米ドルとなり、営業利益は6.9%増の9億3400万米ドルだった。前年同期の4000万米ドルの純損失に対して19年第4四半期の純利益は7億8300万米ドルだった。

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Marie Okamoto

東南アジアで記者経験をした後、日本に帰国。現在はTheDiceのコンテンツプロデューサーとして、海外のニュースを中心に配信。