2020年02月27日

コロナウイルス対策によるマカオのカジノ閉鎖、「延長される可能性が非常に高い」=バースタイン

macau

マカオの全カジノ施設がコロナウイルスの感染拡大防止のため閉鎖している問題について、投資顧問会社のサンフォード・C・バーンスタインが11日、「閉鎖措置が延長される可能性が非常に高い」との予測を発表した。GGRが同日伝えた

マカオ政府は4日、マカオで10人目のコロナウイルス 感染者を確認したことを機に2月19日まで全てのカジノの施設を閉鎖すると発表した。また、コロナウイルスが拡散し続ける場合、閉鎖を延長する可能性があると警告している。

バーンスタインは、カジノ施設の閉鎖が延長される可能性が非常に高いと予測した理由については詳細を述べておらず、また、延長期間がどれくらいになるかの見通しを発表していない。マカオ政府が10日に実施したメディアブリーフィングでは、延長の可能性については何も語らなかった。

カジノ閉鎖が実施される前から、マカオのカジノビジネスは減速をみせていた。中国本土からマカオへの団体旅行ビザと個人旅行ビザの両方の発給が凍結され、書き入れ時の旧正月(1月24日〜1月30日)に打撃を与えている。

バーンスタインは2月1日〜4日までのマカオの総ゲーム収益(GGR)が約8億MOP(約110億円)から10億MOPであり、過去1カ月間の1日当たりの平均収益は約2億MOPから2億5000万MOPになると推定した。バーンスタインのアナリストであるVitaly Umansky氏、Eunice Lee氏、Kelsey Zhu氏は、「過去1カ月間の1日当たりの平均収益は、9億600万MOPだった2019年2月に比べて-75%になった」と述べた。
また、「マカオでは、コロナウイルス危機の影響で旧正月からGGRが激減し、短期的には暗いように見えるが、後半には堅調に回復し、2021年は明るい年になるでしょう」と続けた。しかし、マカオのカジノビジネスに関する近い将来(2020年前半)の予測は、現時点ではほとんど推測であり、詳細はカジノの再開時、さらに重要なことには中国からの旅行制限が解かれた時にわかると付け加えた。

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Marie Okamoto

東南アジアで記者経験をした後、日本に帰国。現在はTheDiceのコンテンツプロデューサーとして、海外のニュースを中心に配信。