2020年07月10日

千葉もIR誘致レースに参戦?市長は「早期に判断」、IR納付金は年500億円

makuhari

IR誘致を検討中の千葉市は、IR事業者8社から提案された事業内容において、全てが幕張新都心エリアを誘致の候補地としていることを明らかにした。また、カジノの売り上げに伴う市への納付金(粗利益の15%)は年間500億円程度という。千葉日報が伝えた。※2020/02/19追記、千葉市はその後誘致を見送る方針を発表。

市が情報提供依頼(RFI)を実施し、10月に8社が提案した。提案では、成田空港や羽田空港に近く、都心へのアクセスが良好であること、幕張メッセの影響でMICE(企業の会議や研修、国際的な会議や見本市、イベントを行うビジネスの総称)都市のイメージが定着していることなどを評価しているという。

建設投資額は5000億~7000億円で、訪問者数は年間2000万~4000万人。カジノ事業の売上げに伴う市への納付金は年間で500億円程度という。千葉市は幕張メッセなど既存の施設活用型のIRにすることも検討している。

熊谷市長は誘致の是非について「これまでの検討とRFIの分析結果を重ね合わせた検討を加え、国のスケジュール案などを踏まえて早期に判断する」としている。国へのIRの認定申請は2021年1月4日から7月30日までとなっている。

横浜IRは建設投資額が2倍?

横浜市は、IRの建設投資額は6200億円~1兆3000億円、訪問者数は800万~5200万人と試算している。カジノ売上げに伴う市への納付金や法人市民税などを含めた市の増収効果は年820億〜1200億円という。
また、iagによると、横浜IRに関心を示している香港のメルコリゾーツ&エンターテインメントのローレンス・ホー会長兼最高経営責任者(CEO)は、横浜でIR建設にかかる費用は100億ドル(約1兆850億円)を超えるとの見方を示している。同様に、米ラスベガスサンズの社長兼最高執行責任者(COO)のロブ・ゴールドスティーン氏も「100億ドルがスタートポイント。120億ドルはする」との試算を発表している。

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Marie Okamoto

東南アジアで記者経験をした後、日本に帰国。現在はTheDiceのコンテンツプロデューサーとして、海外のニュースを中心に配信。