2020年10月20日

新しいVR触覚の研究、より薄いグローブのコントローラー誕生につながる可能性

有望な新しいVRハプティクスの研究は、最終的には、より薄く、消費者が使用できる手袋のコントローラーにつながるかもしれない。

スイス連邦工科大学ローザンヌ校(EPFL)が実施した研究では、オイルで満たされた「ソフトアクティブサーフェス」を使用して、オブジェクトを拾ったり、VR内のアイテムに相互作用したりする際の触覚を作り出している。以下の動画でチェックできる。

動画から分かるように、このアプローチでは、伸縮性のある膜でできたポケットに入った少量の誘電体流体(この場合は植物油)を電気的なインパルスで操作する。電圧をかけて作動させると、油は一緒に圧縮されて、ユーザーの指に押し付けるバンプを作り出す。例えば、VRで物体を拾い上げると、表面が指に押し付けられて、物体を掴んだ状態になることを想像してみてほしい。オイルを振動させることもできるので、ゲーム時にシールドで攻撃をブロックするときなどに、より深い没入感を得られるかもしれない。

今のところ、EPFLの研究者は最大25台のデバイスを並べて、3~20ミリの大きさのバンプを作成している。しかし、研究者は、手全体を覆うハプティックグローブに統合されたデザインさらに活用したいと考えている。

ハプティックVRグローブの小型化は、現在、消費者への普及を阻んでいる重要な分野の一つだ。HaptXのような企業は、企業向けの印象的なデバイスを持っているが、コストが高すぎ、Oculus Questのようなヘッドセットで使用するにはかさばりすぎている。EPFLのグローブはまだ初期段階だが、最終的に持ち帰ることができるより薄いVRグローブへの道筋を提供する可能性がある。

出所:UPLOAD VR

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Marie Okamoto

東南アジアで記者経験をした後、日本に帰国。現在はTheDiceのコンテンツプロデューサーとして、海外のニュースを中心に配信。