2020年04月08日

仮想空間内の美術館MORが一般公開、PC VRヘッドセットで体験可能

VRツールを使用して作成された作品や没入型の体験が楽しめる仮想空間内の美術館MOR(The Museum of Other Realities)がきょう、一般公開された。20人以上のアーティストの作品が展示され、Oculus Rift、HTC Vive、Valve IndexといったPC VRヘッドセットで楽しめる。VR SCOUTが同日伝えた

MORは、2017年にコリン・ノースウェイ氏とロビン・ステザム氏によって設立された。地理的にアクセスできないという点で従来の博物館や展示とは大きく異なる。技術的に言えば、MORは最新のVRテクノロジーを介してのみアクセスできる無形の美術館だ。約2年のアーリーアクセスを経て、きょうから一般公開となった。

Night Snow by Danny Bittman 出典:Museum of Other Realities Inc

MORは、実店舗のギャラリーでは展示することが不可能な多次元アートワークの厳選された作品を揃えている。 MORに入ると、訪問者はカラフルな作品と魅惑的な音に包まれる。没入型テクノロジーとアートの世界の融合に専念するジャンルを問わないアーティストによる実験プロジェクトが楽しめる。

MORの共同創立者であり、Fantastic Contraptionの開発者であるコリン・ノースウェイ氏は次のように述べている。
「アーティスト達のしている仕事は表現できないほど素晴らしいです。 見る価値があります。これらのアーティストは未来を定義し、すでに現在を再定義しています。そして、そこにいて、それを見ること、その一部になることは非常にエキサイティングです」

Chroma Wave by Sean Tann 出典;Museum of Other Realities Inc

MORの共同設立者であるロビン・ステザム氏は次のように付け加えた。
「今、私たちは可能なことの表面にかろうじて傷をつけただけです。ネイティブメディアで、より多くの視聴者がこの信じられないほどの創造の可能性を体験できるスペースにおいてアーティストと協力できること、そしておそらく、新世代のアーティストを刺激できることを楽しみにしています」

このVR美術館は定期的にライブイベントを開催することもできルため、ユーザーは志を同じくする他の芸術愛好家と交流することが可能だ。アーリーアクセス版からきょう公開された公式1.0版へのアップデートでは、VRミュージアムの2フロアにまたがる高層建築の新しいラインナップ、少数の新しいクリエイターによる新鮮なアートワークが導入されたほか、ナビゲーションでのウェイファインディングの改善により、新しいアートを見つけたり友人と会ったりすることが容易になり、アバターのカスタマイズも可能になった。

Blort by Kevin Mack 出典:Museum of Other Realities Inc

MORは、2050円の1回限りの支払いで利用できる。 SteamVR、Oculus、Viveportを介してアプリをダウンロードし、互換性のあるPC VRヘッドセットで体験可能だ。

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Marie Okamoto

東南アジアで記者経験をした後、日本に帰国。現在はTheDiceのコンテンツプロデューサーとして、海外のニュースを中心に配信。