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VRヘッドセット用アクセサリーメーカーのRebuff Realityは、さまざまなVRヘッドセットと互換性があるオフイヤーオーディオソリューションのKickstarterキャンペーンを今月中に開始する。UPLOAD VRが1日伝えた

Rebuff Realityは、Oculus Questに関連する最大の問題のいくつかを解決するVRパワーバッテリーパックなどVRヘッドセット用アクセサリーを製造している。今後KickstarterでキャンペーンをうつVRイヤーソリューションは、Valve Indexと同様のオーディオ体験を提供すると言われている。Indexは、右耳の外側に強力なオフイヤースピーカーを備えており、現実世界の音が時折聞こえるものの、仮想世界への没入に導く現実的で大音量のサウンドを提供している。

Oculus Questなどはデバイスのストラップにオーディオを統合する一方で、いくつかのVRヘッドセットは、耳の中にフィットするイヤーバッドソリューションを特徴としている。どちらのアプローチも理想的ではないが、VRイヤーは多くのヘッドセットのオーディオ機能を拡張する可能性があるようだ。

出所:Rebuff Reality HP

Rebuff Realityのウェブサイトでは、VRイヤーが少なくともOculus Quest、HTC Vive、Pimax 8K、Oculus Rift S、PSVR、そしておそらく他のヘッドセットでも動作することを示唆している。

Rebuff Realityによると「耳で最適な音圧レベル(SPL)に到達するために、リチウムポリマーバッテリー(最大8時間持続)、高効率のデジタルアンプとデジタルシグナルプロセッサ(DSP)を追加して、VRイヤーをアクティブにした」という。

Rebuff RealityのVRパワーソリューションは現在バックオーダー中だ。同社によると、コロナウイルス (COVID-19)が同社のサプライチェーンと物流インフラに影響を与えたという。VR パワーには2つのUSB-C出力ポートが搭載されているため、1つのバッテリーパックからOculus Questとアクセサリーを充電することができる。

ハードウェアベースのKickstarterプロジェクトは、多くのことがうまくいかない可能性があるため、一般的にかなりリスクが高く、クラウドファンディング後に出荷される製品でさえも遅延することが多い。