2020年09月20日

カンボジアのカジノ事業者ナガコープ、コロナ流行でも1QのGGRは15%増

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カンボジアのカジノを含む統合型リゾート(IR)事業者のナガコープ(NagaCorp)は1日、首都プノンペンにあるカジノ施設ナガワールドの2020年第1四半期の総ゲーミング収益(GGR)が、前年同期比15%増の3億6880万ドル(約396億円)だったと発表した。コロナウイルス(COVID-19)の流行にも関わらず、VIPセグメントの売上が奏功した。CalvinAyreが1日伝えた

第1四半期の利益はすべてVIPセグメントによるもので、売上高は同18%増の97億ドル、VIPのGGRは同25%増の2億7020万ドルだった。ナガコープは、カンボジアが少なくともこれまでのところパンデミックの最悪の事態を回避しているように見えていることがVIP急増の要因であるとしている。

マスマーケットのテーブルゲームは、バイインと収益の両方が2019年第1四半期から1%減少した。多くのアジア太平洋諸国がパンデミックを理由に旅行制限を市民に課していることが主な原因だ。これは電子ゲーム機のパフォーマンスにも影響を与えており、クレジットが25%減、収益が15%減となった。

ナガコープは、カンボジア政府がコロナウイルスのさらなる拡散を最小限に抑えるために、すべてのカジノの閉鎖を命じたのに先立って、全体的に好調だったことを指摘している。他の多くのカジノ管轄区域とは異なり、カンボジアのシャットダウン命令には目標とする終了日が明言されてないが、ナガコープによると、約4億7300万ドルの財政準備金があるため、このパンデミックが長引いても乗り切ることができるだろうと述べている。

ナガコープは、「COVID-19の寿命は、2045年まで続く当社の独占権契約期間よりも短いと信じている」と述べ、現在の危機を長期的視点で見ており、カンボジア当局によるCOVID-19の緩和努力が成功すれば、特に中国でのCOVID-19の拡散がかなり抑えられている今現在は、短期的には成長軌道を継続できると考えている。

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Marie Okamoto

東南アジアで記者経験をした後、日本に帰国。現在はTheDiceのコンテンツプロデューサーとして、海外のニュースを中心に配信。