2020年07月08日

カンボジア、明日からすべてのカジノが一時閉鎖

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カンボジアのフン・セン首相は3月30日、コロナウイルス(COVID-19)対策のために4月1日に全てのカジノを閉鎖すると発表した。カンボジアがタイとの国境を3月22日に閉鎖したとき、カジノ業界はすぐに打撃を受けたが、まだ営業は継続していた。CalvinAyreが30日伝えた

首相は、カジノがいつ再開されるかについては何のヒントも与えず、状況次第であることを示唆している。「これは一時的な閉鎖に過ぎず、状況が安定したら営業を再開することが許されるだろう」と述べた。収入が入ってこなければ、カジノは財務省と協力して税金を免除することができるとも話した。

カジノを閉鎖する決定はカンボジアの感染者数が100人に達したと同時に来た。国家のロックダウンや非常事態宣言は発表されていないが、後者は考慮されている。3月30日に新たに報告された感染者のうちの1人は、バンテアイ・ミアンシーという町のカジノ従業員だった。

カジノの閉鎖命令が出る前から、カジノの経営は決して順調とは言えなかった。ドナコ・インターナショナルによると、ベトナムとの国境が閉鎖されて以来、ポワペットにあるスターベガスのカジノでは、人通りが大幅に減少し、併設されているホテルの「ほとんど」を閉鎖せざるを得なくなったという。無給休暇を余儀なくされた従業員が大勢いた。

シアヌークビルのカジノのYaduoli でも収入が減少し、従業員へ給与を支払わないという事態が起きた。その結果、抗議の声が上がり、地元当局は2つのグループの間で調停を行うことを余儀なくさた。従業員は、その後、バックペイを支払われた。

この状況が何週間も何カ月も続くと、抗議行動が日常茶飯事になる可能性がある。時期が比較的良好であったとしても、カジノは労働者のストライキと闘わなければならなかった。ナガコープでは、1月に3000人の従業員が賃上げと労働条件をめぐってストライキを行ったと報告されている。このようなシーンは、もし収入の不足が無給休暇の増加を意味するのであれば、多くのリゾートで起こりうるだろう。

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Marie Okamoto

東南アジアで記者経験をした後、日本に帰国。現在はTheDiceのコンテンツプロデューサーとして、海外のニュースを中心に配信。