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モルガン・スタンレーのアナリストによると、マカオのゲーム収益(GGR)の減少傾向は10月までは続く見通し。AGBなど複数のメディアが30日伝えた

モルガン・スタンレーのアナリストは、数カ月ぶり2回目の修正予想の概要を発表し、マカオのゲーミング業界全体の今年のGGRは、当初の予想である16%減から35%減に引き下げ、2021年のGGRは、当初の20%増から40%増に引き上げると発表した。

モルガン・スタンレーは、GGRが安定し、比較的正常なレベルに戻る可能性が高い月として、前回の7月の予測を延長し、10月を強調している。「コロナウイルス (COVID-19)が世界的に広がっており、世界中で渡航規制が強化されているため、正常化を10月に遅らせる」とアナリストは述べている。

四半期ごとの予想も修正しており、20年第1四半期は前年同期比60%減、2四半期は同56%減とした後、第3四半期は18%減に改善し、第4四半期は5%減に正常化するとしている。

回復は遅々として進まないと予想しているが、10月までには事態は正常化し、VIPはマスセグメントよりも早く黒字化し、マカオは陸地からの訪問者数の恩恵を受けると予想している。

マカオのカジノは再開されたが、国境管理が厳しく、中国の旅行団体や個人訪問の禁止が続いているため、訪問は最小限にとどまっている。