2021年04月14日

HTCの企業向けVR『Vive Focus Plus』、VPNとリモートデバイス管理機能追加でセキュリティ向上

HTCは今週、企業向けVRヘッドセット『Vive Focus Plus』の新しいアップデートを発表し、VPNとリモートデバイス管理機能を追加するなど待望のセキュリティと運用面での改善点を複数導入した。Vive Focus Plusがより安全で便利に使用できるようになった。VR SCOUTが伝えた

これには、VMwareとMobileIronによる新しいデバイス管理ソリューションが含まれており、ユーザーはデバイス、設定、アプリケーションをリモートで管理することが可能。

TechRadarによると、VMwareのエンドユーザーコンピューティング担当SVP兼GMであるShankar Iyer氏は次のように述べている。
「当社のWorkspace ONE Unified Endpoint Management (UEM)プラットフォームを使用することで、Vive Focus Plusの顧客は、ヘッドセットの登録と設定、従業員への没入型VR体験の提供、制御とポリシーによるデータの保護を単一のコンソールから簡単に行うことができるようになります。」

今週のアップデートでは、デバイス管理に加えて、組み込みのVPNサポートも追加され、ユーザーはプライベート ネットワークに安全に接続したり、完全にオフラインのままでいられるようになった。

HTCが提供したアップデートの全リストは以下の通り。

・VMWareとMobileIronによるモバイルデバイス管理で企業の包括的なコントロールを実現
・リモートでの安全な利用を実現するためのVPN機能とオフライン操作機能を内蔵
・画面録画機能が追加され、VRやテレビ、タブレット、PCでのトレーニングやリモートコラボレーションの再生が可能に
・Miracastによる画面共有の強化 – Miracast規格に対応したWindows 10 PC、テレビ、タブレットでVR画面が共有可能に
・無制限キオスクモードは、Vive Focus Plusを固定目的のデバイスに変え、アプリの制限を可能にし、アラートや他のアプリ、またはナビゲーションなどを非表示にできる

HTC VIVEのVIVEエンタープライズソリューション責任者であるダン・オブライエン氏は今回のアップデートについて次のように語った。
「リモートワークの要件により、世界中で商用VRソリューションの需要が著しく増加しており、企業環境でVive Focus Plusを継続的に成功させるためには、セキュリティと管理性が重要であることを認識しています。VPNをサポートすることで、当社のお客様は、パートナーであるVMwareとMobileIronの実績あるエンタープライズ専門知識を活用して、世界のどこにいてもVRを使用したプロジェクトで安全に共同作業を行うことができるようになります。」

 

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Marie Okamoto

東南アジアで記者経験をした後、日本に帰国。現在はTheDiceのコンテンツプロデューサーとして、海外のニュースを中心に配信。