フィリピンでは、コロナウイルスのパンデミックの継続的な影響により、国内の店舗型カジノ業界の第3四半期の総ゲーム収益(GGR)が前年比71%以上減少して約3億1259万ドル(約326億円)になった。一方で、フィリピン娯楽賭博公社(PAGCOR)によると、9月末までの3カ月間は、前四半期の4489万ドルと比較すると596%の上昇した。World casino newsが伝えた。
フィリピンの店舗型カジノは、第1四半期のGGRが約7億9478万ドルに達したと報じられたが、3月16日から閉鎖が命じられ、第2四半期はほぼ営業停止していた。これらのカジノは、9月上旬からは顧客数を従来の30%までに制限し営業を再開することが許可された。
また、PAGCORによると、マニラ郊外のエンターテインメント・シティ地区にある3カ所のカジノの第3四半期の総ゲーム収益(GGR)は、前四半期比561%増の約2億6936万ドルだった。また、クラーク・フリーポート・ゾーンのカジノでは917%増の3928万ドル、国有のカジノ・フィリピンブランドでは625%増の1901万ドルとなった。