2020年07月09日

マカオへの月間訪問者数が11月に初めて前年割れ、11%減少の291万人に

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2019年11月のマカオへの訪問者数は前年同月比10.9%減の291万人だった。前年月と比較してマイナス成長を記録したのは11月が初めて。マカオ政府統計調査局が26日にリリースしたデータからGGR ASIAが27日伝えた。

マカオの11月の日帰り旅行者数は前年同月比10.5%減の約150万人。滞在者数は同11.4%減の141万人だった。また、訪問者の平均滞在日数は、前年の11月と同様で1.2日だった。

マカオ政府観光局(MGTO)のトップであるマリア・ヘレナ・デ・セナ・フェルナンデス氏は12月初旬、11月と12月の訪問者数は前年割れをする可能性があると地元メディアに語っていた。その理由として、近隣の香港で数カ月にわたって行われている抗議が要因になる可能性が高いとし、特にツアーグループでマカオに入国する人々に影響を与えていると述べた。

今年11月の中国本土からの訪問者数は前年同月比11.1%減の203万人で、個人による訪問者数(ツアーグループ以外)は、同14.9%減の89万8715人だった。

マカオの2019年1月〜11月までの累積訪問者数は、前年同期から12.7%増の3632万人で、2018年通年の集計を上回った。日帰りでの訪問者数は同23.8%増の1917万人、滞在者数は2.4%増の1716万人だった。また、中国本土からの訪問が全体の71.1%を占めた。

投資アナリストは、マカオ市場のカジノ総粗収益(GGR、顧客から集めた掛け金総額から支払う賞金と税金を差し引いた額)は、富裕層によってもたらされる部分が多いため、訪問者数の減少が、ゲーム全体の需要と正の相関関係を持つわけではないと述べた。

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Marie Okamoto

東南アジアで記者経験をした後、日本に帰国。現在はTheDiceのコンテンツプロデューサーとして、海外のニュースを中心に配信。