2020年09月29日

Varjo XR-1 ヘッドセットが予想を上回る57億円を調達

vr hand

プロフェッショナルグレードのVRヘッドセットメーカーVarjoは、さらに5400万ドル(約57億6000万円)の資金調達を行い、その成功のかなりの部分を新しいXR-1ヘッドセットに投入している。UPLOAD VRが12日伝えた

12日発表されたVarjoのシリーズCラウンドの資金調達は、Tesi、NordicNinja、Swisscanto Investなどの支援を受けた。さらに、同社には新しいCEOが就任した。前COOのTimo Toikkanen氏は、Niko Eiden氏の後を引き継ぎ、CXOと取締役会メンバーとして継続する。

この最新の資金調達ラウンドでによってフィンランドのVarjo社がこれまでに調達した額は1億ドルを超えた。プレスリリースでは、Varjo社はこの資金を 「業界をリードするハードウェアおよびソフトウェア製品の世界的な拡大と開発を加速させるために使用する」と述べている。

エンタープライズ向けVR製品の需要が高まる中、新しいハードウェアや機能を積極的に押し出してきたVarjoにとって、今年は多忙な1年だった。例えば12月には、パススルーARをサポートする超高解像度VR-2ヘッドセットをベースにした1万ドルのXR-1を発売した。デバイスの需要が予想以上に強くなっているという。

Toikkanen氏は次のように語った。
「XR-1は、私たちが当初考えていた以上の関心を集めています。世界初のフォトリアリスティックな複合現実感(MR)デバイスは、高度なパイロットトレーニングや自動車設計など、仮想環境と現実環境がシームレスに融合し始めるような、私たちのお客様にとって新しい時代の幕開けとなりました。”同時に、ボーイング社のように、スターライナーの宇宙飛行士訓練プログラムで当社のVR技術を未知の高みへと引き上げてくれるお客様にも恵まれています。」

Varjo社はまた、最近ではヘッドセットをサポートするVRコラボレーションアプリの特定バージョンのためにMeetinVR社とのコラボレーションなど、重要なパートナーシップを発表している。Toikkanen氏は、今後もこれらのパートナーシップに期待すると述べている。

しかし、新しいハードウェアについてはどうだろうか?VR-3やXR-2の可能性について質問されたとき、CEOは、「私たちのチームは、お客様のニーズに合わせて、VR製品とMR製品の両方に新機能を実装するために超懸命に取り組んでいます」と答えた。「特筆すべきは、ビジュアルマーカーのサポート、異なる視覚効果を持つビデオパススルーフィードをリアルタイムで操作する機能、MRでのリアルタイムクロマキーイングのサポートなどです」

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Marie Okamoto

東南アジアで記者経験をした後、日本に帰国。現在はTheDiceのコンテンツプロデューサーとして、海外のニュースを中心に配信。