マカオで新型コロナウイルスの脅威後退、娯楽施設やカジノが新たに営業再開
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マカオ政府は、新型コロナウイルスの影響で一時閉鎖していた映画館、ジム、ナイトクラブ、カラオケ、バー、スパなどのマカオ市内の娯楽施設の営業再開を、3月2日の深夜から許可すると発表した。AGBが27日伝えた。
マカオで新型コロナウイルスの感染者数が2月4日に10人を数えてから増えておらず、うち8人は回復しているため、同ウイルスの脅威は娯楽施設の営業を再開できるまでには後退したと判断した。ただし、カジノ施設の場合と同様に、マスク着用の義務付けや衛生対策、顧客や施設で働く従業員が密集しすぎないように可能な限り距離をとるようにするなど、営業再開後も複数の特別な措置をとる必要がある。これらを怠った企業は新しい業務停止命令の対象となる。
また、IAGによると、マカオ市内のカジノで、20日に閉鎖期間が明けた後も閉鎖期間を延長していたサンズ・コタイ・セントラル、リオホテルアンドカジノ、オセアナス、カジノイースタン(グランドラパ)のカジノ施設4カ所も今週中に営業を再開する。これにより、マカオ市内の全39カ所のカジノ施設のうち、営業を再開した施設数は36カ所になる。
マカオでは、コロナウイルス感染抑制のため、入場を厳しく取り締まっている。マカオに入場したすべての訪問者の最近の旅行履歴を確認し、「ハイリスク地域」にいたことが判明した人は、指定されたチェックポイントで6〜8時間の医療検査と観察措置を受けさせている。また、感染が拡大している韓国から入場する人には14日間の医療検疫を義務付けた。