ホームカジノ・IRニュースフィリピン「オカダマニラ」、2月のカジノ収益は38%増でコロナでも順調

フィリピン「オカダマニラ」、2月のカジノ収益は38%増でコロナでも順調

タイガーリゾート・レジャー&エンターテインメント(Tiger Resort, Leisure & Entertainment)が運営する、フィリピンのカジノ「オカダマニラ」の2020年2月のカジノ収益(GGR)(速報値)は、前年同月の23億7800万ペソから38.2%増加し32億8600万ペソ(約67億4900万円)だった。VIPの売上が好調だった。

親会社のユニバーサルエンターテイメントが発表した

セグメント別に見てみると、VIPのローリングチップ取扱高は前年同月比90.3%増の558億2600万ペソで、売上高は79.8%増の17億4200万ペソだった。

マステーブルの取扱高は同11.4%減の12億7800万ペソで、売上高は同13.8%減の6億300万ペソだった。

ゲーミングマシンの取扱高は同54.1%増の165億5500万ペソで、売上高は同32.5%増の9億4100万ペソだった。

ホテルや飲食、小売などを含めた全体の売上高は、同36.4%増の34億7000万ペソで、調整後EBITDAは同48.5%増の5億3600万ペソだった。来場者数は同4.6%増の45万6395人。

AGBによると、「オカダマニラ」は新型コロナウイルス(Covid-19)の懸念に関連する一連の措置を発表している。現在、すべてのゲームテーブルに着席できるのは各4人までのプレイヤーとし、ゲームテーブル付近に立つことを禁止している。また、スロットマシンでは両隣の席を空けて座る必要がある。ゲームフロアの電子ゲーム機は2時間ごとに消毒されているという。ゲーミングエリアの主要な場所には手指消毒剤があり、スロットマシンを頻繁に消毒している。

「オカダマニラ」は2016年12月21日にプレオープンし、2017年に入り正式に開所した。

タイガーリゾート・レジャー&エンターテインメントは2018年9月、日本のIR法案に関する調査や日本でのカジノリゾート事業の可能性を検討するため、東京都江東区に日本支店を開設している。

RELATED ARTICLES

Most Popular