2020年04月08日

VRヘッドセット売上、「Oculus Quest」が牽引し前年比31%増の2千億円超へ

VR

VRヘッドセットの今年の売上高は、前年比31%増の約21億ドル(約2279億円)に届く見通しだ。フェイスブック傘下のOculusが提供する「Oculus Quest」の売上が好調で、全体の伸びを牽引した。マーケティング調査ニールセンのSUPER DATAが調査結果を発表した。

「Oculus Quest」は、今年5月に税込4万9800円(64GB)で発売開始した。「Quest」は他のハイエンドなVRヘッドセットと異なり、操作するのにコンピューターに接続する必要がない。演算処理機能が内蔵されているため、コストの削減に成功している。「Quest」はまた、VR空間内で、頭だけでなく、体も左右上下に動かすことができる(6DoF)。さらに付属のハンドコントローラーを使えば手の動きのトラッキングも可能となっている。こういった要素が一般消費者の触手を大きく伸ばした。また、コントローラーを使わないハンドトラッキング機能の追加も先日発表されたばかりだ。SUPER DATAによると、企業による購入も堅調に伸びている。

フェイスブックは2014年にVRヘッドセット開発のOculus社を約20億ドルで買収した。フェイスブックCEOのマーク・ザッカーバーグ氏は、VRがゲームだけでなく教育、薬事、コミュニケーションやテクノロジー業界そのものを変えるとの予測を口にしている。また、今年の11月には、人気のVRゲーム「Beat Saber」の開発元Beat Gamesを買収している。

Marie Okamoto

東南アジアで記者経験をした後、日本に帰国。現在はTheDiceのコンテンツプロデューサーとして、海外のニュースを中心に配信。