2020年11月24日

Oculus Quest 2の脱獄に成功か、デバイスへのルートアクセス獲得

XR体験のプライバシーや安全性を促進する組織XR Safety Initiative (XRSI)の創設者のKavya Pearlman氏は昨日、「XRコミュニティの研究者」が、Oculus Quest 2の脱獄に成功し、デバイスへのルートアクセスを得たと主張した。XRSIはこれを自分たちでも検証したという。UPLOAD VRが伝えた

一般的に「脱獄」と呼ばれるルートアクセスを得るプロセスは、デバイスのメーカーが強制する可能性のある特定のユーザー権限や契約を回避することを意味する。例えば Quest 2 の場合、フェイスブッでクはヘッドセットのコア機能にアクセスするためにフェイスブックアカウントが必要になる。開発者モードにアクセスすることでデバイスにコンテンツをサイドロードできるが、そのアカウントをリンクアップして利用規約に同意するまではできない。

Quest 2 へのルートアクセスを得れば、ユーザーはフェイスブックアカウントなしでスタンドアロンのヘッドセットにアクセスできるようになるが、もちろん Oculus ストアやその他の機能にはアクセスできない。フェイスブックアカウントが禁止されているユーザーはQuest 2などのデバイスに全くアクセスできないため、フェイスブックは可能な限り問題を解決するために顧客と個別に協力している。

この主張が正当なものであったとしても、これ以上のことが明らかになると、フェイスブックがどのように対応するかは不明だ。フェイスブックがこの動きに対して法的措置を取ろうとする可能性があるため、XRSIはこの脱獄を発見した個人を保護しようとしている最中だ。また、同社が単にヘッドセットをアップデートして、その過程で明らかになったエクスプロイトをブロックする可能性もある。

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Marie Okamoto

東南アジアで記者経験をした後、日本に帰国。現在はTheDiceのコンテンツプロデューサーとして、海外のニュースを中心に配信。