2022年12月02日
AR glass

MetaのARグラス、消費者向け販売は当分延期

Meta(旧Facebook)は、「Project Nazare(Orion) 」と呼ばれているバージョン1のARグラスを、一般消費者向けに販売しないことに決めた。デバイスの製造に数千ドルのコストがかかることと、ディスプレイの明るさなど特定のスペックが消費者向けに対応できていないなどが理由。The Verge、Tech Crunchなどが伝えた。

バージョン1のARグラスは、一般販売する代わりにデモ製品として開発者に配布し、将来の販売時に備えてソフトウェア体験を構築できるようにする。

3年前から開発されてきたこのARグラスだが、一般販売しないという決定が、VRとARのハードウェア部門の従業員に今週伝えられた。Metaの収益の伸びが鈍化したことにより、同部門への投資を削減する取り組みの一環という見方もあるようだ。今後は「Artemis」と呼ばれるバージョン2の商業向けARグラスの開発に注力していく。

Metaがバージョン1のARグラスの消費者向け販売をしないという報道がされた後、MetaのCTOは10日、「EMGのような全く新しい技術を搭載したリスト型ウェアラブルやARグラスを市場に送り出していく。画期的な製品への道は、一直線ではありません。私たちの業界ではよくあることですが、複数のプロトタイプを並行して繰り返し、学びながらリソースをシフトしていきます」とツイートしている。

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