2024年03月29日

7人目のコロナウイルス感染者確認、マカオ政府がIR施設の閉鎖リスト発表

macau

マカオ当局とカジノ含む統合型リゾート(IR)事業者は28日、中国本土からの新型コロナウイルスの拡散防止措置といて、IRの施設やイベントの閉鎖リストを発表した。IAGが28日伝えた

マカオの保健局は、武漢から来た67歳の女性が27日に発熱したのに対し、これを新型コロナウイルス感染の7番目のケースとして確認した。これを受けてマカオ政府は、イベントの中止リストを発表。

その中には、◆マカオのフィッシャーマンズワーフにおける伝統的な龍と獅子のダンスパレード◆サンズチャイナが開催するチャイニーズニューイヤーセレモニー◆ザ・パリジャンにおけるトニージャンによる「マインドハッカー」◆ザ・ベネチアンにおける香港ポップバンドThe Wynnersのパフォーマンス◆メルコの常設公演「ザ・ハウス・オブ・ダンシングウォーター」◆シティ・オブ・ドリームスにおける「レオンメトロライブ2.0」◆ギャラクシーマカオにおける「Move! into the wildlife」エキシビジョンーーが含まれる。

また、ギャラクシー・マカオ内のUAギャラクシーシネマズ、マカオタワー内の映画館、戀愛・電影館、澳門大會堂、永樂戯院など、人が密集する人気の高い映画館の閉鎖を宣言した。

メルコリゾーツ&エンターテインメントは27日夜、「ザ・ハウス・オブ・ダンシングウォーター」と「レオンメトロライブ2.0」の一時中止に加えて、シティ・オブ・ドリームスのキッズシティと、スタジオシティのワーナーブラザーズファンゾーンも一時的に閉鎖していると述べた。

メルコリゾーツのローレンス・ホー会長兼CEOは次のようにコメントした。
「ゲストと社員の健康と安全は常に最優先事項です。メルコは、当社施設への訪問者や社員全員の健康を守るために、厳格な業務上の手順を実施しています。現在の困難な時期において、私たちはマカオ政府と緊密に協力し続け、施設全体で厳格な予防措置を採用しています」

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