マカオ

バーンスタインリサーチのアナリストによると、マカオへの入境制限は6月末までには解除されない可能性が高いという。Asia Gaming Briefが16日伝えた

公的な目的や緊急時、特別な理由(申請件数が多いため現在は一時的に停止中)でマカオ-珠海間の国境を超える住民の申請を認めるなど、入境制限が若干緩和されているものの、マカオ、香港、中国間の制限のほとんどは依然として強固なものとなっている。

バーンスタインは、広東省と香港でのコロナウイルスの発症数は非常に少ないが、香港では過去2週間に数件の新たな発症報告があったことを受けて、懸念が浮上していると指摘している。

アナリストによると、適切な医療証明書があれば出張が可能になるなど、複数の入境規制が緩和されるとの楽観的な見方が広がっているという。

しかし、IVSビザ(個人訪問スキーム)の発給がいつから始まるのか明確な兆候がないため、バーンスタインは、国境の段階的な再開放が始まるのは、よくて7月になる予測であると述べている。

同証券会社は、マカオの6月のGGRが、4月と5月のそれと似たようなレベルになると予想している。