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米ニューヨーク州ナッソー郡は、Las Vegas Sandsとの間で、ナッソー・コロシアムの敷地をカジノ用に管理できるようにするリース契約を締結した。EYE WITNESSNEWSが伝えた

郡は一時金を得るほか、郡とヘンプステッド町、周辺地域には年間1億ドルを超える収入が入る。

ナッソー郡のブルース・ブレークマン行政官は、「わたしたちは、この提携がナッソー郡に雇用、経済的繁栄、税金の軽減、そして安全性の向上をもたらすと信じています」と述べた。

ブレークマン氏は、組織労働者団体や全米有色人種地位向上協議会の指導者たちとともに、この協定に賛成している。

ナッソー・コミュニティ・カレッジはこのプロジェクトを支持し、すでにカジノ・リゾート会社と提携を結んでいる。

しかし、この協定には批判的な意見もある。ホフストラ大学と “Say No to the Casino “というグループを結成した住民たちは、カジノ計画は犯罪と交通量を増やすだけだとして指摘している。

Las Vegas Sandsは、通称「ナッソーハブ」と呼ばれる72エーカーの敷地に、カジノ、ホテルルーム、ボールルーム、会議スペース、ライブエンターテインメント会場、レストラン、ヘルスクラブ、スパを含む40億ドルの統合リゾートを建設したい考えだ。

同社は5億ドルをかけてニューヨークの商業ゲーミングライセンスを申請する意向で、申請には敷地の支配権が必要となる。

ニューヨーク市、ロングアイランド、ウェストチェスターを含むダウンステート地区で利用可能な3つのライセンスをめぐって、約12の事業者で競っている。

Las Vegas SandsのCEOであるRob Goldstein氏は、同社がナッソー・コロシアムをどうするかはまだ決まっていないと述べた。
「そのまま残るかもしれないし、そうでないかもしれない。それを補完するために、何があっても代替施設を建設するつもりですが、現時点ではわかりません」