ホームカジノ・IRニュースマカオのカジノ事業者からの不審な取引報告、第1四半期は44.1%増

マカオのカジノ事業者からの不審な取引報告、第1四半期は44.1%増

マカオの金融情報局(GIF)は、都市金融機関やゲーミング事業者から提出された2023年第一四半期における疑わしい取引報告(STR)は、前年同期比13.5%増の817件だったと発表した。ゲーミング部門からの報告が全体の72.8%を占めていた。TOGONETが伝えた

23年第一四半期のゲーミング関連は事業者からの疑わしい賭博取引の報告は595件で、前年比44.1%増となった。

ゲーミング部門以外のSTRの内訳は、金融・保険機関が157件、その他の機関が65件で、それぞれ前年比28%、27%減少していた。

GIFが受領した2022年通年のSTR件数は2199件で、2021年と比較すると9.7%減少している。この減少は、ゲーム産業に関する活動が減少したためだ。
2022年に行われた2199件の報告のうち、潜在的な犯罪行為の兆候により検察庁に送致されたのは62件(2.82%)のみだった。

同局によると、マネーロンダリングが疑われる報告として、不規則な多額の現金引き出し、確認できない出所からの多額の現金入金、最小限の賭博行為を伴うかどうかにかかわらず、ゲームチップの換金などが一般的であることを指摘した。

 

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