2020年07月04日

VR内からZoom会議に参加できるPC用VRアプリ「SPACES」登場

VR内からZoom会議などのビデオ通話に参加できるPC用VRアプリ「SPACES」が登場した。このアプリは、コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックで、自宅で仕事をしたり、Zoomなどの仮想会議ツールを利用したりする機会が増えたのを受け開発された。UPLOAD VRが26日伝えた

「SPACES」では、ユーザーはVR内からビデオ会議に参加可能で、VRユーザーは、ビデオ通話中に調整可能なバーチャルカメラとともに、バーチャルホワイトボードとマーカーが設置された環境に置かれる。通話が始まると、ビデオ通話中の他の人は通常通り参加するが、VRの中のユーザーは、バーチャルウェブカメラによってアバターで表現される。

「SPACES」の開発者はアプリと同名のスタートアップで、このソフトウェアはZoom、グーグルハングアウト、フェイスブックのメッセンジャー、スカイプでのテストに成功していると説明している。VRでは、カメラを動かして好きなところに向けることが可能だ。Spaces社が提供したZoomミーティングでのツールの使用例は以下のYoutubeで確認できる。

開発者はまた、このツールは、VR内での会議や通話を促進する既存の多くのツールの代わりになることを意図したものではないと説明している。むしろ、このツールは1人のユーザーがVRで参加し、仮想環境とその中のツールを利用し、通常のビデオ通話で非VRユーザーと通話するのに適した方法だという。例えば、ホワイトボードは、一部の人にとっては現実の生活では実現が難しいであろうちょっとした追加機能を提供している。ビデオ通話で、一貫した照明と良いビデオ品質を保ちながら、実際のウェブカメラとホワイトボードを配置することは難しいが、「SPACES」では使いやすいVRの代替手段によってすべて簡単に対策できる。

インストールは簡単で、「SPACES」のサイトからファイルをダウンロードすることができる(メール登録後)。管理者として’RUN_ME_FIRST’バッチファイルを実行し、使いたいときにツールをロードするだけだ。任意のビデオ会議アプリで、ビデオデバイスとして「Unity Camera」を選択するだけで、本物のウェブカメラではなく、仮想のウェブカメラが表示されるようになる。

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Marie Okamoto

東南アジアで記者経験をした後、日本に帰国。現在はTheDiceのコンテンツプロデューサーとして、海外のニュースを中心に配信。