2020年09月20日

インドのeスポーツの賞金プール、19年は前年の180%に拡大、PUBG Mobile人気で

esports

インドでPUBG Mobileの人気が上昇したのにあわせて、eスポーツの賞金も拡大している。2018年のインドのトーナメントから支払われた賞金プールは50万ドル(約5500万円)強だったが、2019年には180%以上の伸びを示し150万ドルを超えた。賞金の40%がPUBG Mobileによるものだった。The Esports Observerが伝えた

eスポーツが盛んな北米、欧州、中国、韓国と比べると、インドはそれほど注目を集めて来なかった。2018年以前のインドのeスポーツシーンは、ほとんどが小さな地域のコミュニティとオフラインイベントを中心に構築されていた。 レイテンシー問題やハイエンドのコンピューターソフトウェアが不足しているようなインドなどの国で、モバイルでプレイできるPUBG Mobileの人気が上昇した。PUBG Mobileは世界中で最もダウンロードされたモバイルeスポーツタイトルとなり、インドはその最前線にある。プレーヤーベースと視聴者の両方でチャートをリードしており、PUBG Mobileのプレーヤー数はインドだけで5000万人いる。

モバイルタイトルの人気が高まり、インドのプレイヤーやチームがさらに大きくなり始めると、PCのみのトーナメントがスポンサーを引き付けるというシナリオを想像するのは困難だ。グローバルなスポンサーが多額の資金をモバイルeスポーツトーナメントに提供する可能性が出てくる。また、インドはPUBG Mobileの選手をスカウトする場所として注目を浴びそうだ。

2017年、インドは初めて国際的なeスポーツ大会DreamHack Mumbaiを開催した。2018年には、ESL One Mumbai、COBX Masters、DreamHack Delhiの3つの国際イベントを開催し、賞金プールは前年から85%増加した。2019年は前述の通り、PUBG Mobileの人気が牽引し、賞金プールは180%増加した。インドはモバイルタイトルの巨大な市場としての地位を確立しているため、クラッシュ・ロワイヤル(Clash Royale)、Garena Free Fire – 真冬の雪祭り、Call of Duty(コール オブ デューティ):モバイルなどのタイトルがインドに注目し始めており、モバイルeスポーツは拡大していくだろう。

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Marie Okamoto

東南アジアで記者経験をした後、日本に帰国。現在はTheDiceのコンテンツプロデューサーとして、海外のニュースを中心に配信。