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フェイスブック、VRゲーム「Asgard's Wrath」開発元のSanzaru Gamesを買収。ダイスはゲーム・VR・AR・仮想通貨・トレーディング・カジノ・IRなど私たちの生活にも広がり始めている仮想空間・仮想現実に関する最新ニュースを提供致します。

フェイスブックは25日、傘下のOculusが出資するVRゲーム「Asgard’s Wrath」の開発元であるSanzaru Gamesを買収したと発表した。これは、フェイスブックが昨年末に、最も人気の高いVRリズムゲーム「Beat Saber」の開発スタジオBeat Gamesを買収したのに続くものだ。Sanzaru Gamesは、Oculus Studiosに参加するが、「独立して運営されるスタジオ」となる。UPLOAD VRが25日伝えた。

Sanzaru Gamesは、Oculus Studiosの長年のパートナーであり、2016年からOculus Rift PCプラットフォーム用の4つのVRゲームをリリースしてきた。そのため、フェイスブックが買収のターゲットとしたのは頷ける。Sanzaru GamesのVRゲームは、ディスクを投げ合う対戦型ゲーム「Ripcoil」、4種目のスポーツが楽しめる「VR Sports Challenge」、MARVELコミックスを題材とした「MARVEL Powers United VR」、一人称視点アクションアドベンチャーの「Asgard’s Wrath」の4つだ。

フェイスブックは声明で次のように述べている。
「Sanzaru の大半がOculus Studiosチームに参加することを確認しています。私たちはVRを加速する多くの方法を模索しており、2020年はVRゲームの発売と発表にとって驚くべき年になるでしょう。これは、今年開催される多くの素晴らしいVR発表のほんの1つです」

フェイスブックはVRとARの研究開発に毎年数十億ドルを費やしているという。デベロッパーは、Oculus Questにコントローラーなしのハンドトラッキング機能を追加し、フェイスブックはHorizo​​nと呼ばれるVRベースのソーシャルネットワーキングサービスの開始も計画している。同社は、コロナウイルスの懸念により、3月開催のGame Developers Conferenceへの不参加を決めたが、イベントに関連して何かを発表する可能性がある。同社はまた、5月にF8開発者会議を開催予定で、過去6年間、年末にOculus Connectと呼ばれるVR開発者会議を開催している。