カジノ

米国ゲーミング協会(AGA)は、カジノ決済の近代化に関する新しいポリシーペーパーを発表した。同業界団体によると、最近の調査では、コロナウイルスの流行により、カジノ利用者の10人に6人近くが日常生活でデジタルまたは非接触型の支払いを利用することに興味を示し、カジノにおいてもキャッシュレス化を望んでいるという。GGR ASIAが17日伝えた

AGA の社長兼最高経営責任者であるビル・ミラー氏は次のように語った。
「デジタル決済の機会を促進することは、私が AGA に入社した初日から最優先事項の 1 つです。コロナウイルスの大流行により、お客様が日常生活の中でより快適に、より期待されるようになってきたお支払い方法を提供するための取り組みを進めることが、より重要になってきました」

AGAは最新のポリシーペーパーで、「カードサービスから、スマートフォンのアプリを使用してゲームチップやクレジットを購入するなど、すべてのゲーム管轄区域が支払いの近代化を異なる方法で実現する可能性が高い」と指摘している。

また、「カジノフロアに新たな支払い方法を追加することで、顧客は日常生活で使い慣れた便利な形でゲーム取引を行うことができる。IRのゲーム部門と非ゲーム部門の間の摩擦を減らすことにより、顧客にオムニチャネル体験を提供し、現在スポーツベッティングやオンラインカジノアプリで使用されているデジタル決済オプションを拡張することができる」と述べている。

決済を含むカジノゲーム技術の革新には、規制当局の同意が必要だ。

AGAは、最近の調査の一部で、過去のカジノ訪問者の59%が、コロナウイルスのパンデミックにより、日常生活で現金を使用する可能性が低くなっており、約57%がカジノフロアでのデジタルまたは非接触型の支払いの選択肢が重要であると回答している。