IRをめぐり金銭を不正受領か、秋元衆院議員逮捕へ。ダイスはゲーム・VR・AR・仮想通貨・トレーディング・カジノ・IRなど私たちの生活にも広がり始めている仮想空間・仮想現実に関する最新ニュースを提供致します。
日本のIRへの参入を目指していた中国企業から、現金200万~300万円を不正に受け取った疑いで、東京地検特捜部は自民党の秋元司衆院議員を逮捕する方針を固めた。25日に秋元氏を取り調べる。
秋元氏は、中国企業に便宜を図り、見返りとして現金などの利益供与を受けたかという朝日新聞の取材に対し、「100%ありません」と否定している。
秋元氏は2017年8月から内閣府副大臣を務め、昨年10月まではIR担当だった。
今月17日、日本のIRへの参入を目指す中国企業の日本法人が、100万円を超える現金を海外から日本に持ち込んだとされる外為法違反事件を各メディアが報じた。
この事件の関係先として、特捜部はこれまでに秋元氏の元公設秘書と元私設秘書の計2人の自宅を捜索していた。押収した資料などから、秋元氏が中国企業から不正に現金を受け取った疑いが強まり逮捕状を取った。
渦中の中国企業は中国・深圳に本社があり、インターネットカジノやスポーツくじなど展開している。日本法人は2017年7月に設立した。翌月には、同中国企業の最高経営責任者(CEO)は秋元氏と共に、那覇市のIR関連シンポジウムで講演している。18年には、北海道留寿都村でIRの誘致を目指していた観光会社に出資することなどで合意していたという。