2020年09月26日

中国IR企業が資金持ち込みか、東京地検が北海道庁などに事情聴取

闇金

日本のIRへの参入を目指していた中国企業の日本法人が、100万円を超える現金を海外から日本に持ち込んだ疑いがあることがわかった。東京地検特捜部は、関係先として秋元司衆院議員(自民)の元秘書の自宅を外為法違反の疑いで家宅捜索したほか、北海道庁のIR担当部署に出向き、事情を聞いている。東京新聞朝日新聞などが17日伝えた。
渦中の中国企業は中国・深圳に本社があり、インターネットカジノやスポーツくじなど展開している。日本法人は2017年7月に設立した。翌年には、北海道留寿都村でIRの誘致を目指していた観光会社に出資することなどで合意していたという。現金はこの時期に持ち込まれた可能性がある。秋元氏は当時、内閣府副大臣でIR担当だった。

特捜部は今月7~8日、秋元氏の元公設秘書と元私設秘書の計2人を外為法違反容疑の関係先として家宅捜索。10日以降は、北海道庁や留寿都村のIR担当部署へ出向き、任意で資料提供を受けるなど、資金がIR事業に関連していないか事情を聞いている。

北海道では、苫小牧市、釧路市、留寿都村が誘致の意思を示していたが、鈴木直道知事は11月29日、道議会本会議で、IRの誘致申請を見送ると述べた。誘致見送りの理由については、候補地の環境影響評価に2~3年かかるため、申請が間に合わないことや、道民の7割が誘致に不安を抱えていることをあげていた。

シェアする
Marie Okamoto

東南アジアで記者経験をした後、日本に帰国。現在はTheDiceのコンテンツプロデューサーとして、海外のニュースを中心に配信。