2020年09月30日

アップル、眼球に画像を投影する複合現実(MR)ヘッドセットの特許出願

米国特許商標庁(USPTO)は今週、、アップル社が提出した新しいタイプのハイブリッドVR/ARデバイスの特許を公開した。アップルは、スクリーンを完全に削除しようとしているようだ。VR SCOUTが10日伝えた。

出所:Patently Apple, The United States Patent and Trademark Office

アップルは、現在のVRやARのハードウェアが、「アコモデーション・コンバージェンス・ミスマッチ」の結果として、あらゆる種類の不必要な眼精疲労の原因になると考えている。
VR や AR システムが仮想コンテンツを作成する際に、ユーザーの脳が期待する焦点深度と一致しない場合に発生する問題で、吐き気や頭痛などの不快感が生じることが多い。簡単に言えば、ユーザーの目は、前景と背景の両方にあるオブジェクトの奥行きを同時に調整しようとしているという。

アップルのアプローチでは、ディスプレイを完全に削除し、ユーザーの目に投影された個々のピクセルに正確に焦点を合わせるために、網膜直接投影システムを使用することで、アコモデーションとコンバージェンスのミスマッチの可能性を排除する。

アップルは、ほとんど生産現場には出回らないようなとんでもない技術の特許を出願してきた長年の実績があるが、このスノークラッシュ風のデバイスにはいくらかの希望があるかもしれない。Patently Appleによると, デザインに関わったのは、TrueDepthカメラの設計を担当するAppleの子会社PrimeSenseの創設者兼CEOであるAlexander Shpuntだ。

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Marie Okamoto

東南アジアで記者経験をした後、日本に帰国。現在はTheDiceのコンテンツプロデューサーとして、海外のニュースを中心に配信。