2020年10月01日

アップル、VRスタートアップSpacesを買収

Protocolの報道によると、VRスタートアップのSpacesは今週、同社がメールやウェブサイト上でSpacesが「新たな方向に向かっている」との声明を出した後、アップルに買収された。UPLOAD VRが24日伝えた

同社はBrad Herman氏とSiraz Akmal氏によって共同設立され、2015年にDreamworksからスピンアウトした。もともと同社はロケーションベースのVRに力を入れており、「ターミネーター」フランチャイズのような人気IPに焦点を当てた体験を制作していた。

しかし、今年初めにコロナウイルスのパンデミックの影響で、ロケーションベースのVR体験を提供する会場を閉鎖されなければならなくなったとき、Spacesチームは新たな場に軸を移した。パンデミックを考慮して開発されたSpacesは、ユーザーがVRの中からビデオ会議に参加できる新しいPC用VRアプリを開発した。Zoomなどのプログラムに仮想アバターが登場し、調整可能な仮想カメラで縁取りされ、ユーザーは仮想ホワイトボードも利用することができる。

Spacesから直接アップルについての言及はないが、Spacesは次のような声明を発表している。

Spacesは新しい方向に向かっています。
私たちの素晴らしいVRビデオ会議製品に参加してくれたユーザーやパートナーの皆様、そしてテーマパークや劇場などで見られるVRロケーションベースのエンターテイメントアトラクションを楽しんでくれた多くの方々に感謝しています。

アップルの最初のスタンドアロンVRヘッドセットの発表日は2022年になると目されている。アップルは最近、VR境界システムのための特許出願しており、同様に他にもアップルの初のVR製品を期待させるいくつかの他の指標があった。アップルがSpacesを買収することで、潜在的なヘッドセットの生産とリリースが近づくにつれ、同社のVR部門を強化することは間違いないだろう。

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Marie Okamoto

東南アジアで記者経験をした後、日本に帰国。現在はTheDiceのコンテンツプロデューサーとして、海外のニュースを中心に配信。