2020年10月22日

Valve、幻に終わったHalf-Life の2つのVRプロジェクトの詳細発表

今年の初めにHalf-Life.Alyx をリリースする前に、Valveは日の目を見ることのなかった2つのHalf-Life VRプロジェクトに取り組んでいた。

このことは、Geoff Keighley氏の「Half-Life.Alyx – Final Hours」で明らかになった。これは、今年のリリースに至るまでのValve の過去13年間を詳細に紹介したインタラクティブなアプリだ。このアプリによると、Valveは当初、HTC Viveのローンチゲーム「The Lab」にHalf-Lifeをテーマにしたミニゲームを搭載する予定だった。

The LabはValveのポータルシリーズへの言及を含む無料のミニゲームのバンドルだ。しかし、Shooterと呼ばれる別のデモも開発されており、Keighley氏によると、明らかにHalf-Life 2のCity 17の世界を舞台にしているという。Shooterは小さな銃撃戦の連続で構成されており、ゲーム本編というよりも、より多くの体験を提供してくれる。Final Hoursによると、このプロジェクトは最終的にValveが8カ月という限られた開発期間内に完成させることができないのではないかとの懸念から、リリースが中止されたという。アプリ内のビデオには基本的なゲームプレイの様子が映し出されている。

しかし、2つ目のプロジェクトはもっと野心的なもののようだが、ここまでには至らなかった。シリーズライターのMark Laidlaw氏は、Source 2上で動作するHalf-Lifeの宇宙を舞台にした新しいVRゲームに取り組むために、小さなチームを率いていた。このプロジェクトは、どうやらボレアリスという船を舞台にしているようだ。

以下、ポータルとAlyxを含むHalf-Lifeのゲームのネタバレだ。

この名前は、ハーフライフとポータルの両方で非常に重要な意味を持っている。ボレアリスはアパーチャ科学研究船で、ハーフライフ2の2つの拡張エピソードやポータル2でもある程度詳細に描かれている。それは北極で行方不明になった。Half-Lifeのキャストは、強力な武器を搭載しているのではないかと推測しているが、それを見つけて使用するか、破壊するかは未定である。

Laidlaw氏のアウトラインでは、キャンセルされたもう一つの「Half-Life」のVRゲーム、コードネームは「ボレアリス」で、プレイヤーは時間を旅しながら船を探索することになる。コンバインが地球を支配する7時間戦争など、Half-Lifeのタイムラインで重要な瞬間を訪れる。Half-Life2:エピソード2の後に設定されたセグメントもある。それが何なのかは不明だが、Alyxをプレイした人は、その時点から少し先に旅をしたことを知っているだろう。

悲しいことに、このプロジェクトは2015年頃に閉鎖される前に、表に出てくることはなかった。

3つ目のプロジェクトは、キャンセルというよりも、Half-Life:Alyxの基礎となったものだ。2016年、Valveの従業員の小さなグループは、Half-Life 2からの資産を使用して、新しいHalf-Life VRプロトタイプに取り組み始めた。この小さな経験を活かして、4~5時間のHalf-Life VRゲーム、HLVRのアイデアを社内に広め、Half-Life 2のイベントの前に設定されたものの、そのゲームと同じアートアセットを使用している。時間が経つにつれ、プロジェクトの範囲は拡大していき、ついにはAlyxに繋がった。

Keighley氏のアプリには、初期のデザインの一部の動画、アート、スクリーンショットが収録されている。Half-Life. Alyx – Final Hoursは9.99ドルで、Valveの他の時代や次の時代の展望についても詳しく説明されている。

出所:UPLOAD VR

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Marie Okamoto

東南アジアで記者経験をした後、日本に帰国。現在はTheDiceのコンテンツプロデューサーとして、海外のニュースを中心に配信。