2024年04月20日
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米テキサスで新カジノ法案審議、地域限定し競馬など合法化

米テキサス州で、カジノを推進する新法案が提出された。上院共同決議17号はカジノや賭博を地域を限定して合法化し、また、スポーツベッティングを開始する準備を進めるためのもので、間もなく審議される。GAMBLING INSIDERが伝えた

今回提案された法案は、昨年11月にキャロル・アルバラード州上院議員によって予備提出された法案を修正したものだ。現時点でオペレーターに付与されるライセンス料の金額については言及されていないが、ライセンスの数や種類については記載がある。

州内の大都市圏にカジノを開業したい事業者は、Class Iライセンスを申請可能で、上限は4枠だ。人口が200万人以上である都市であり、すでにClass Iのカジノオペレーターが存在しないことが条件となる。

カジノで得た収益は、税金の軽減や公共安全プログラム、教育資金に充てられる。カジノ税は、スロットマシンによるゲーム収入の25%、テーブルゲームによる収入の10%に設定される。

大都市圏で競馬のオプションを提供可能にするClass II は、3枠利用できるようになる。過去にパリミュチュエル方式のライセンスを取得した事業者が対象となる。

クラスIIIのライセンスは、グレイハウンドレース賭博を地域限定で提供できるようにするものだ。

新法案ではカジノライセンスの他、部族が運営するカジノに対し納税額の増加を求める項目も含まれている。

 

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