2024年04月26日
カジノ・IR

グルジアのバトゥーミ市、ゲーム税を最大値まで引き上げ

グルジアのバトゥーミ市は、ゲーミングテーブルとスロットマシンに対する税金を、ほぼ2倍に引き上げる。カジノ業界からは落胆の声が上がっている。iGBが伝えた

グルジアでは、一般的なギャンブルライセンス料は、中央政府によって管理されている。しかし、ゲーミングテーブルやスロットマシンごとの追加料金は、自治体レベルで決定される。
自治体は、ゲームテーブル1台につき2万GEL(約33万円)〜4万GEL、スロットマシンは1台につきGEL2000〜4000GELの範囲内で運用可能だが、首都トビリシでは、最大値付近で料金を設定している。

一方、バトゥーミは、ギャンブル業者からの投資を呼び込むために、税金を最低限に設定してきた。その結果、バトゥーミはヨーロッパでも有数のゲーミング都市となり、特にトルコやイスラエルから客を呼び込むことに成功した。

しかし、バトゥーミ市政府は今年に入り、業界と相談せずに税金を最高値まで引き上げることを決めた。政府はこの計画によって歳入が増えることを期待しているが、業界関係者は徴収額は予想を下回ると見ている。

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