2020年10月01日

ソニー、VRのような没入型インタラクティブ体験に向けて前進表明

ソニーは最新のコーポレートレポートでVRについて言及し、没入型エンターテインメントの発展に向けた取り組みを改めて表明した。UPLOAD VRが31日伝えた

全66ページに及ぶソニーブランドの全貌を網羅した報告書の中で、VRについては「ゲーム&ネットワークサービス」の項目で一度だけ言及。全体の概要としては、ソニーは、既存のゲームハードウェアとソフトウェアのネットワークを継続的に拡大・統合し、強力なコンテンツIPを強化していきたいと考えている。また、PS4からPS5へのスムーズな世代間移行にも力を入れていくという。

VRについて、ソニーは次のように述べている。

「これらの戦略を実行する上で、ユーザーのエンゲージメントをより重視していきます。SIE(ソニー・インタラクティブエンタテインメント)はさまざまなジャンルやフォーマットのゲームにコンテンツを提供し、VRのようなユニークで没入感のあるインタラクティブな体験を進化させていく予定です。」

ソニーが新しいフィンガートラック式のVRコントローラを紹介するリサーチビデオがすでに発表されており、PSVR 2の開発がすでに始まっていることを示唆する証拠もたくさんある。このレベルのコミットメントは、PSVRハードウェアの刷新がVR市場に大きな影響を与える可能性があることを意味している。

また、報告書では、「これまでのPS4が築いてきた勢いとエコシステムを維持することで、PS5へのスムーズな移行を促進していく」としている。具体的には言及されていないが、このスムーズな移行の一部にPSVRのエコシステムが関わっていることは間違いない。

現世代のPSVRハードウェアはPS5と互換性があるが、無償で提供されるプレイステーションカメラ用のアダプターが必要になる。このアダプターは、ソニーが目指すこの「スムーズな世代間移行」の実践例のように思える。

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Marie Okamoto

東南アジアで記者経験をした後、日本に帰国。現在はTheDiceのコンテンツプロデューサーとして、海外のニュースを中心に配信。