ロシア カジノ ギャンブル

ロシアのプリモリエとシベリア地区にあるカジノは、コロナウイルス流行の中、営業停止期間を無期限に延長した。ABGが6日伝えた

プリモリエのギャンブルゾーンにあるカジノ含む統合型リゾート(IR)施設ティグレ・デ・クリスタル(Tigre de Cristal)は、インスタグラムで「ロシアの全体的な疫学的状況が改善され次第、再開日をお知らせします」と発表した。同カジノは香港上場のサミット・アセントが所有しており、サンシティグループが大株主となっている。

シビルスカヤ・モネタ(Siberian Coin)特区のカジノ施設アルタイ・パレス(The Altai Palace)も同様の発表を行い、ロシア当局が課した自粛体制を守るようフォロワーに呼びかけた。

これに先立ち、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、コロナウイルスの拡散を防ぐため、4月末までの全国的な仕事禁止命令を発出している。モスクワ市のセルゲイ・ソビャニン市長は、同市では、賭博店を含む、必要不可欠でないすべての企業の営業を5月1日まで禁止すると発表していた。

ロシアのすべてのカジノ施設は、3月31日までに営業を停止している。4月6日現在、ロシアでは6343人のコロナウイルス感染者がおり、47人が死亡している。ほとんどの症例は首都モスクワで発生している。