2020年07月10日

シンガポールが21年までにギャンブル規制機関を統合、新たなギャンブル動向に対応

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シンガポール内務省(MHA)は、ギャンブル規制資源の統合と最適化を目指し、2021年までに新たにギャンブル規制機関(GRA)を設立すると発表した。新たなギャンブルの動向に対応できるようすべてのギャンブル事業者を単一の規制当局の傘下に入れる。CalvineAyreが伝えた

GRAは、カジノ規制局(the Casino Regulatory Authority)、MHAのギャンブル規制室(Gambling Regulatory Unit)、シンガポール・トータリゼーター庁(the Singapore Totalizator Board)など、現在さまざまな機関が担当している監督業務を一本化する。GRAは地元の責任あるギャンブル団体と協力し、シンガポール警察は違法ギャンブル業者の摘発を継続する。

MHAはまた、GRAが進化するギャンブル商品やビジネスモデルに効果的に対応できるように、同市のギャンブル法を見直し改正する予定だ。ギャンブル違反の罰則についても、オンラインと地上のギャンブルの一貫性を確保するため同様に改める。

MHAは、ギャンブル恐怖症の地元住民に対して「既存のギャンブル業者に対するリスクベースの規制アプローチ」を維持しつつ、「ギャンブルに対する一般的に禁止的な姿勢を維持する」と保証している。

シンガポールには、ラスベガス・サンズ(マリーナ・ベイ・サンズ)とゲンティン・シンガポール(リゾーツ・ワールド・セントーサ)の2つの認可を受けたカジノ運営会社があり、国営のシンガポール・プールズは宝くじとスポーツベッティング(および競馬の競技団体シンガポール・ターフクラブのオンライン賭け)を行っている。

MHAは、シンガポールの現在の枠組みは、ギャンブル関連の犯罪が減少し、問題のあるギャンブル率が 抑制されていることから、良い結果をもたらしていると指摘している。しかし「ミステリーボックス」現象のような「新興のトレンド」には、期間の再調整が必要であるとし、新規制機関の設立を決めた。

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Marie Okamoto

東南アジアで記者経験をした後、日本に帰国。現在はTheDiceのコンテンツプロデューサーとして、海外のニュースを中心に配信。