フィリピン、マニラ の統合型カジノリゾートSolaire Resort & Casinoを運営するBloomberry Resorts Corp.は、韓国と中国の観光客がフィリピンに戻ってきていることを確認した。Phillstarが伝えた。
オーナーであるEnrique Razon氏によると、この2カ国とアジアのその他の国からの旅行者が増えている。これは、韓国と中国がCOVID-19のパンデミックに関連する制限やロックダウンを解除したためだという。
Bloomberryは今後もこの傾向が続くと見ている。
Solaireの昨年のゲーム総収入501億ペソで、前年の276億ペソから81パーセント増加した。
純利益は51億ペソで、昨年の42億ペソの純損失から一転した。第4四半期のみを見ても、純利益は11億ペソで、前年同期の13億ペソの純損失から回復した。
SolaireのVIP、マステーブル、電子ゲームの昨年の売上は、それぞれ165億ペソ、168億ペソ、169億ペソに達し、前年比144%、48%、77%の伸びを示し、マステーブルと電子ゲーム部門は、パンデミック前の水準に完全に戻った。
ノンゲーム収入は、2022年通期で67億ペソとなり前年の33億ペソから倍増。第4四半期の連結ノンゲーミング収入は22億ペソで、前年同期比で123%増加した。2022年のホテル稼働率は53.7%で、前年の19.2%から改善した。
Bloomberryは2024年の第1四半期にケソン市の統合型カジノリゾート「ソレアノース」を開業する予定。その後、カビテ州テルナテにもカジノリゾートを開発する計画だ。