2020年04月10日

スタートアップのPhiar、スマホでARを使った運転ナビアプリのベータ版を発表

人工知能(AI)と拡張現実(AR)を使用して車両ナビゲーションを強化しているカリフォルニア州・パロアルト拠点のスタートアップPhiarは23日、iPhoneユーザー向けにAR運転ナビゲーションアプリのプライベートベータプログラムを2月の初週に開始すると発表した。Androidユーザーへの提供は今年後半になる予定だ。Venture Beatが23日伝えた

出所:Phiar

コンピュータービジョンと機械学習の専門家によって設立されたPhiarは、2018年と19年に資金を調達し、モバイルアプリを開発した。スマートフォンの画面を2Dや3Dマップで埋める代わりに、このアプリは、道路のライブカメラフィードの上にARの誘導線、矢印、アイコンを重ねることができる。アプリは車のダッシュボードに載せて拡張ナビゲーションヘッドアップディスプレイ(HUD)として機能するように設計されている。

アプリ、ライブビデオに映る道路、照明、天気、オブジェクトなどの状況や条件よって、運転時に、よりはっきりと見える線か、コントラストの高いパターンのいずれかを使い、可視のARオーバーレイによって経路を誘導する。また、アプリはレーンセグメンテーション、セマンティックセグメンテーション、3DローカリゼーションにAIを使用して、レーンが複数ある道路を通る時、アプリが適切なナビゲーションルートを決定、描画できるようになっている。ユーザーは、提案されたパスを辿ることに加え、関心のあるポイントと信号機を示すフローティングアイコンを見ることができる。

プライベートベータの開始時には、ライブトラフィックオーバーレイを使用した従来のマップビューに加えて、ユーザーはARとAIが強化された一人称ナビゲーションモードを体験できるようになる。アプリの今後のリリースには、ユーザーが住所や地名によって目的地を特定できる音声検索機能、特定のスポットからの到着または出発の位置アラーム、歩行者などのライブハザードを識別して警告するアイコンも含まれる。

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Marie Okamoto

東南アジアで記者経験をした後、日本に帰国。現在はTheDiceのコンテンツプロデューサーとして、海外のニュースを中心に配信。