大阪府と大阪市が誘致を目指すカジノを含む統合型リゾート(IR)に関連し、ギャンブル依存症対策本部を府に設置するなどの条例案を、大阪維新の会の府議団が提出する方針だ。読売テレビが伝えた。
2029年秋頃の開業を目指し大阪が国に提出したIR整備計画は、今秋以降に認定の是非が決まると見られている。
IR開業に際し懸念されているのは、ギャンブル依存症患者の増加だ。維新大阪府議団は、吉村洋文知事を本部長とする「大阪府ギャンブル等依存症対策推進本部」を設置できるよう、条例案を定例議会に提出するという。
また、その他IR開業に関連する諸問題に対処するための財源として、府に新たな基金を設置するための条例案も合わせて提出する。