
ナイキは今月21日、AR技術を使ったNFTパーカー「RTFKT x Nike AR Genesis Hoodie」を販売する。現物のパーカーはNFC(近距離無線通信)チップを搭載しており、AR技術で現物のパーカーに仮想の翼をつけたり、NFTアバターに着せたりできる。
ナイキスポーツウェアと、同社が昨年12月に買収したWeb3スタジオであるRTFKT Studiosのコラボによる最初のパーカーだ。Vougue Businessによると、価格はまだ発表されていないが250ドル近辺になる見込み。このパーカーを入手できるのは、人間のクローンがコンセプトのNFTアバターコレクション「CloneX」の保有者約2万人、またナイキのNFTスニーカーCryptokicksの保有者のみだ。
gm ⚡️
great feature on @voguebusiness today, where @benitopagotto @clegfx and @Zaptio talk about the RTFKT ecosystem, 3D Files and the upcoming RTFKT x Nike AR Hoodie https://t.co/6h8VnZlNKE pic.twitter.com/seuGHilqv5— RTFKT (@RTFKT) July 18, 2022
NFCチップにより、パーカーとデジタルアセットはワイヤレス通信が可能だ。また、トラッカーとQRコードを通じて、自分のNFTパーカーに翼のようなAR効果を追加できる。RTFKTは今後、トークンによるイベントへのアクセスなど、サービス内容を拡充していくという。