ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)は、NFLの施設内で賭博を行ったとして、プロ選手5名に出場停止処分を科した。World Casino Newsが伝えた。
NFLは、デトロイト・ライオンズのレシーバー、ジェイムソン・ウィリアムズ氏、クインテス・セファス氏、スタンリー・ベリーヒル氏、C・J・ムーア氏、ワシントン・コマンドのディフェンスエンド、シャカ・トニー氏に出場停止処分を科しました。彼らはNFL施設内での賭博を固く禁じている賭博ポリシーに違反した。
プロフェッショナルおよびアマチュアスポーツ保護法(PASPA)により2018年にスポーツベッティングが合法化されて以来、NFLは厳格なギャンブルポリシーを実施してきた。NFLの公式ポリシーでは、NFL関係者のスポーツイベントやその他の運動競技に対する賭けを禁止している。
NFLは先週末、ライオンズのレシーバー4人と司令部のディフェンスエンドがこの2つのルールに違反したと発表。ウィリアムズ氏とベリーヒル氏は、リーグの賭け事ポリシーに違反したとして、6試合の出場停止処分を受けた。セファス氏、ムーア氏、トニー氏の3人は、NFLの試合で賭けをしたことで無期限の出場停止処分を受けたが、今シーズン終了後に復帰を申請するオプションが残された。
ウィリアムズの出場停止は、ライオンズにとって最も大きな痛手となる。しかし、ウィリアムズ氏もベリーヒル氏も、オフシーズンやプレシーズンの活動に参加し、来シーズンからプレーすることは可能だ。一方、ライオンズはセファス氏とムーア氏を出場停止処分後に解雇したと伝えられている。
PASPA施行後、NFL内での賭博違反は今回で2件目だ。昨年、ワイドレシーバーのカルビン・リドリー氏がNFLの試合で賭博を行ったとして2022年シーズン全体の無期限出場停止処分を受け、その後アトランタ・ファルコンズからジャクソンビル・ジャガーズにトレードされ翌年復権を果たした。
今回、違反したライオンズと司令塔の選手にも同様のシナリオが見られる可能性がある。